学校日記

「11.8の日」

公開日
2012/11/08
更新日
2012/11/08

校長室から

 新聞の全面広告の中に、「今日は何の日?」「11.8(いい歯)の日」、「お口からはじめる健康生活!8020って素晴らしい」というものがありました。これは「11月8日」を「いい歯の日」として京都府歯科医師会口腔保健センターがそのPRをされたものでした。
 「8020(はちまるにいまる)」は、以前「虫歯予防週間」の時に、紹介しましたが、「健康で明るく元気な生活が送れるよう、80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。平成元年に厚生省(現厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱し、広く国民に呼びかけてきたものです。高齢になっても20本以上自分の歯があれば、ほとんどのものがおいしく食べられるからです。また、しゃべったり、歌ったりが楽しく、心と体の健康を保ち、人生を豊かにすることができるのだそうです。
 古今東西、歯にまつわる言い伝えや記述はいろいろな形で残されています。例えば、古代エジプトのパピルスには、すでに歯みがきの処方についての記述がありました。また、古代ローマ帝国の貴族たちは、つまようじで歯を掃除していたと記録されています。そして、バラを粉末にした歯みがきや鹿の角、馬のひずめを使った薬などで、歯のケアをしていたようです。このようにお口の衛生に関心が高かったのは、歯周炎に苦しんでいた貴族が多かったためで、おそらく、運動不足のうえに毎日ぜいたくな食事をしていたからでしょう。同じ貴族でも皇帝などは塩を歯みがき剤として使っていました。なにしろ、当時は塩一握り、毛皮一枚といわれたほど高価で貴重な物質でしたから。(「噛む−歯は生命−」長谷川正康著)
 広告の中に、「高齢者いきいき生活5か条!」とありましたが、中学生の今から、毎日の歯磨きに限らず、もっと自分の健康に関心をもち、正しい生活習慣・食習慣を身に付けることが大切だと思います。