「心を育てる」
- 公開日
- 2012/06/08
- 更新日
- 2012/06/08
校長室から
3年生の家庭科の授業として「保育」についての学習が、近隣の桂坂保育園などのご協力を得て行われています。
先日は3・4歳児、今日は5歳児の園児たちを本校に迎えて、さらにゲストティチャーとして桂坂お話ボランティア「ひなたぼっこ」の方々をお迎えして、手遊びを教えていただいたり、お話ライブを見せていただいたりして楽しい交流学習が行えました。中学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんの膝に乗せてもらいながら、お話を一生懸命に聞いている園児たちとその園児たちの様子を気遣いながらそっと寄り添う中学生の姿が見られました。「保育」の実践を学ぶという教科学習に加えて、もっと大切なことに気付いてくれる良い機会になったのではないでしょうか。交流学習が終わると名残を惜しむようにおんぶ、抱っこや肩車をしてもらっているたくさんの笑顔がお別れをする校門まで続いていました。
人間は「大人」になるまで実に多くの人々のお世話になり、たくさんの時間をかけて「一人前」に成長します。「大人」になるまで何十年もかかるのは人間だけです。しかし、中学生や高校生ぐらいの年頃では、そんなことはあまり意識せず、「自分一人でここまで大きくなった」ような気でいることがあります。2年生で行っている「チャレンジ体験学習〈職場体験学習)」で、幼稚園や保育園での実習を経験した中学生の感想文には、子どもたちの成長を見守り、手助けすることの大変さ・難しさと喜びが多く語られます。子どもたちの成長を見守り、手助けすることの苦労や喜びに気付くことが、「親の苦労」が少しはわかり、自分をしっかりと見つめ直すきっかけとなることもあります。