学校日記

「テスト返し」

公開日
2012/05/28
更新日
2012/05/28

校長室から

 先週末に終了した「定期テスト1」のテスト返しが早くも、各教科の時間に行われ始めました。各学年のいくつかの教室を1時間目から見て回りましたが、先生から返された答案用紙を静かに受け取ると、「うわぁー」「あかん」とかいう反応がすぐに返ってきたり、中には「Vサイン」や「ガッツポーズ」の出る人がいたり、まさに「悲喜交々」の教室風景が見られました。
 「採点」といえば教科指導を担当していた少し前のことになりますが、生徒の皆さんが一生懸命に取り組んだ「結果」だから、たとえ最終日の最後のテストであっても、テスト後の最初の授業で「テスト返し」することを目指して、何クラス分かの答案用紙をかかえて夜遅くまで採点していたことを思い出します。
 生徒の皆さんの試験対策というものを考えるとき、通年制で年間5回の定期テストとなると、1つのテストでも広い試験範囲を1週間という短期間で、すべて見直し復習するとなるとそれはなかなか難しいことだと思います。定期テストの1週間前はあくまでも「総復習」する期間であって、そこには日々の授業の振り返り、つまり、授業に対する日々の復習があることを基本とするものだと思います。単純に考えても、1年間の学習をテスト前の5週間だけに凝縮して出来るのかと問えば、答えは当然「出来ない」でしょう。
 また、「テスト返し」を丁寧に時間をかけて行うのは、採点間違いなどがないようにということもありますが、出来なかった所を確認して、それをしっかりと理解してほしいということを目的として行われます。点数だけ確認してカバンにしまうのではなく、なぜその問題が出来なかったのかという所まで、一人一人が掘り下げてみる必要があると思います。違う解釈をしていたのか、不注意によるミスなのかなど、点数が良かった悪かったは別にして、自分自身のこれまでの取組をしっかりと見直す機会・材料にしてください。