学校日記

「好天に平安絵巻輝く」

公開日
2012/05/17
更新日
2012/05/17

校長室から

 新聞に拠りますと、昨日、雨天順延となった京都三大祭りの一つ「葵祭」が行われました。初夏の爽やかな日差しの中を、京都御所を出発し、下鴨神社から上賀茂神社までの約8キロの都大路を平安王朝の時代装束を身につけた約500名の行列がゆっくりと進みました。
 6世紀に「五穀豊穣」を祈って鈴を付けた馬を走らせたことが始まりとされる「葵祭」は、正式には「賀茂祭」と言い、美しく飾られた牛車や行列に参加する人々が頭にカモアオイ(フタバアオイ)を付けたことから「葵祭」と呼ばれるようになりました。古典文学の「源氏物語」や「枕草子」など多くの書物にその名が登場し、祭りと言えば「葵祭」のことを指します。千年以上の往時をしのぶことができるのですから、これから行われる「祇園祭」や歴史ある京都の諸行事なども機会をとらえて見聞を広めていきたいものです。
 「枕草子」と言えば、2年生の国語の授業で「枕草子」第一段の暗唱に挑戦してくれています。すでに何名かの2年生が校長室に「完全暗唱」の報告に来てくれました。時折、「暗唱頑張るし。」「先生、秋まで覚えました。」と声をかけてくれる人もいます。「鉄は熱いうちに打て」という言葉がありますが、自分の経験として中学時代に暗記・暗唱したことは年を重ねた今でもしっかりと覚えています。2年生の皆さん、「完全暗唱」目指して頑張ってください。