「言葉遣い」
- 公開日
- 2011/09/16
- 更新日
- 2011/09/16
校長室から
新聞に拠りますと、文化庁が今年の2月に実施した「平成22年度国語に関する世論調査」の調査結果が発表されました。
平成22年度の調査は、言葉遣いについての意識、日本国内で消滅の危機にある言語・方言についての意識、官公庁が使用する言葉についての意識など、一般の人々の国語に関する意識を調査するとともに慣用句等の言い方・意味について調査されたそうです。
多くの調査の中でも興味深かったのは、「れる/られる」「せる/させる」二つの言い方のうちどちらを使うかという質問でした。
・「こんなにたくさん食べられない/こんなにたくさん食べれない」
・「朝5時に来られますか/朝5時に来れますか」
・「彼が来るなんて考えられない/彼が来るなんて考えれない」
・「今年の初日の出が見られた/今年の初日の出が見れた」
・「早く出られる/早く出れる」
・「明日は休ませていただきます/明日は休まさせていただきます」
・「今日はこれで帰らせてください/今日はこれで帰らさせてください」
・「担当者を伺わせます/担当者を伺わさせます」
・「私が読ませていただきます/私が読まさせていただきます」
生徒の皆さんはこの二つの言い方、どちらを使うでしょうか。
共通語においては、それぞれ後者の言い方は誤りとされており、新聞などにもほとんど用いられません。今回の調査でも「言葉遣いに関心がある」という人の割合は増加していますが、「来れる」「見れる」など本来正しくない「ら抜き言葉」を使う人の割合も増えているそうです。