「いつものように」
- 公開日
- 2011/07/27
- 更新日
- 2011/07/27
校長室から
夏休みに入って1週間になりますが、今日も朝早くから多くの生徒の皆さんの顔が見られました。7月20日の全校集会でも、これまでの自分自身を振り返り、「夏休み」を有効に使った取組をしてくださいとお願いしておきましたが、長い休みにしか出来ないことや毎日コツコツと続けることに取り組んでいてくれるでしょうか。
学校での様子を見ていますと、夏休みに入ってからもたくさんの人が登校し、部活動で汗を流し、また学習教室で課題などに取り組んでくれています。
そこで、毎日頑張っている皆さんに、日々の積み上げの大切さを語る時に、よく引き合いに出される新井白石の逸話「一粒の米」を紹介したいと思います。新井白石は江戸時代中期の学者で、「正徳の治」と呼ばれる政治改革を行いました。その新井白石が幼少のころ、白石の父が戒めのために示したお話です。
米びつ(お米を入れておく箱)から、1日一粒ずつのお米を抜き取っても減ったともわからないし、また、一粒入れたとしても増えたかどうかわからない。しかし、1年、2年と続けていくとその変化がわかってくる。学問もこれと同じで、1日勉強したからといって、利口になるものでもないし、1日怠けたからといって愚かになるものでもない。しかし、1年、2年と続けていけば、必ず変わってくるというお話です。つまり、日ごろの勉学の大切さを説いた教えなのです。「努力は決して裏切らない」という言葉を励みとして、これからも暑い日が続きますが、体調管理に気をつけて、日々の取組を大切にしてください。