学校日記

「これも大切な勉強」

公開日
2011/05/23
更新日
2011/05/23

校長室から

 「教科書を使う勉強は、皆さんにとって言わば『仕事』ですから頑張ってやってほしいし、教科書を使わない勉強もたくさんしてほしい。日常の挨拶、友だち付き合い、時間やお金の使い方など…」という話を生徒の皆さんにするのですが、以前新聞に載っていた記事を紹介しておきます。
 「正月に多くの子どもたちが楽しみにしているお年玉。子どもの自由に使わせるにせよ、親が管理するにせよ、お年玉はお金のありがたみや管理方法を子どもに教える格好の材料だ。」として、年齢に応じた金銭教育の方法や注意点などを専門家の話をもとにまとめてありました。
 
 お金に関しても基本的なことを意識してきちんと教えないと、健全な金銭感覚が身に付かない。多少の差はあれ、お年玉の金額は、1ヶ月の小遣いと比較すれば子どもたちにとっては「大金」です。中にはお金は銀行のATMなどからいくらでも引き出せると思い込んでいる子がいたりするので、お年玉の原資は親が働いて得た給料や祖父母の年金収入などであることも伝えるべきだと助言する専門家も。
 金銭教育は年齢に応じて段階的に
・まずは3歳ころから小学生低学年までは「基礎づくり」の期間と位置づけ、玩具や物を大切にすることや、食べ物を残さないといった基本的なことを根気強く教える。
・小学校に入る前後から中学入学前までは「具体的な知識や技術を習得していく期間」。小遣いを通じて、欲しいものと必要な物は違うことや、手持ちのお金の範囲でしか物を買うことが出来ないことを学ばせる。
・いずれの専門家も「小学校高学年になったら子どもと一緒に銀行などに行き、本人名義の口座をつくること」を勧める。書類への記入や捺印も子どもにやらせてみるのがポイントで、身近な住宅ローンなどを例に預金と貸付金利の違いや銀行の役割などについて考えることも出来る。
・中学入学前後からは「将来のことを考える期間」。親がどんな仕事をしているか改めて話し、毎日の食べ物や洋服など身の回りの商品に、様々な職業の人が携わっていることを教える。ニュースなどに興味を示すようになったら、「外国産と国産品の値段の違い、円高の影響」など、「なぜだと思う?」と質問してみるのも1つの方法。

 お年玉の使い道は、1.今使って楽しむ 2.子ども自身が管理して貯金する 3.親が将来に向けて管理して増やす、だそうです。3.の場合も「子どもにきちんと説明する」ことも大切だと書かれていました。