学校日記

「授業を支えるもの」

公開日
2011/05/13
更新日
2011/05/13

校長室から

 昨日の6時限目に、7つの学級で「公開授業」を行い、その後教科ごとに研修会をもちました。避難訓練の後でしたが、それぞれの学級では落ち着いた雰囲気の中で、「教材との対話」「他者との対話」「自己との対話」を目指した「学びの授業」が展開されました。
 今回は3年生の国語の授業を見せてもらいました。教材は「握手」(井上ひさし)という作品で、本文中に何度も出てくる「指言葉」の意味とそれが使われた理由から入り、生徒が考えた「オリジナル指言葉」の意味をみんなで考えるという、とても楽しい雰囲気の中で、生徒たちの活発な発言・学習活動で授業が進められました。
 その授業は、指導されていた先生の教科指導とともに、担任や様々な取組における普段からの指導の賜物だろうと思いました。生徒たちを頑張ろうという気持ちにさせるためには、普段から生徒たちにどのように接しているのか、そのことを抜きにして指導はあり得ないと思います。日常のすべてのことがつながっているのです。叱ることも厳しい指導も必要だろうと思います。しかし、普段にしっかりと生徒の人権を意識した取組を行わなければ、叱っても、厳しい指導をしても空回りするだけです。何か起きた時に、口を閉ざしてしまう生徒はいるでしょう。何も話してくれないと嘆く前に、その生徒としっかりと向き合うことで、ゆっくりでも心は開いていくものです。そういう意味でも私たちは心豊かな教師を目指さなければならないと思います。