「古人の名言」
- 公開日
- 2011/04/27
- 更新日
- 2011/04/27
校長室から
ニーチェ、孔子や最近ではブッダなど、思想家や学者たちなどが残した名言をやさしく解説する本が人気だそうです。原文にはない言葉を補って訳したり、難解と思われていた古人の言葉を現代風にアレンジした「超訳」が、20〜30代の読者の心に響いているようです。
「古人の名言」として思い出す孔子の言葉を一つ紹介してみたいと思います。
今から2500年ほど前の中国(春秋時代)に生きた、思想家であり教育者であった孔子が、ある時弟子の一人から「先生、人が一生を通じて、一番大切にしなければならないことは何でしょうか。」と問われて、「それは『恕(じょ)』である。」と即座に答えました。「恕」とは「優しさ・思いやり」です。孔子はさらに「己の欲せざるところは、人に施すことなかれ。(自分が他人からされたくないことは、人にしてはいけない。)」と続けました。
これを積極的に考えてみますと、「(困っている時などに)自分が他人からしてもらってうれしかったことは、進んで他人にしましょう。」となるのではないでしょうか。