学校日記

「日々の積み重ね」

公開日
2011/04/25
更新日
2011/04/27

校長室から

 先週の「授業参観」と「公開授業」の時に、いくつかの学級の授業の様子を見せてもらいましたが、どの教室もそれぞれに一生懸命に取り組んでいました。やはり、大切なのは日々の取組で、「授業を大切にする」が一番で、次にその日学習したことをより定着するために、授業の「復習をする」ことでしょうか。特に、「中学校の宿題」にあたる授業の復習にしっかりと取り組んでほしいと思います。勉強する目安として「1教科20分間の復習」です。毎日4教科分の復習をした場合、1年間(205日)で約273時間の取組となり、休日にも同じように勉強すれば年間で480時間を越える取組となります。1日8時間の勉強を60日間行ったのと同じ時間です。ちりも積もれば…でしょうか。
 勉強する、勉強を続けるということは、確かにつらいものです。「自分を育てている」というような発想はなかなか出来ずに、誰かに無理やりやらされていると感じてしまっているのでしょう。勉強に取り組むことで様々な知識や能力が向上するということは大きな利点であると思います。しかし、しんどいことに立ち向かったり、気持ちが入らない時に取り組まなければならない「つらさ」を乗り越えることは、正に「自分自身を鍛える」ことであり、「知識や能力が向上する」ことよりも、もっと大切な意味をもつのではないでしょうか。覚えたことを忘れることはあっても、もう一度取り組もうという姿勢をもっていれば、それが大きな力になると思います。
 また、人は誰しも自分には寛大です。言い換えれば「甘い」のです。ですから、毎日自分に「取組」をあえて課すことによって自分を鍛えていくのです。これが学習面だけではなく、精神面でも自分を「育てる」ということにつながっていると思います。「少年老い易く学成り難し(月日がたつのは早く、自分はまだ若いと思っていてもすぐ老人になってしまう。それに反し学問の研究はなかなか成しとげ難い。だから、寸刻を惜しんで勉強しなければならない。広辞苑第5版)」は名言です。「明日できる、今度やろう」では、自分を鍛えられないということでしょう。