『それでも一歩を踏み出すために』
- 公開日
- 2018/02/14
- 更新日
- 2018/02/14
校長室から
右下のお知らせ欄に進路だより 9号を掲載しました。ご覧下さい。
いくつかの私立高校では、合格発表がはじまっています。毎年のことながら、この時期は心中穏やかならざる時間が続きます。
「人生に失敗はつきものだ。」、「結果だけではなく過程が大切。」‥
言葉で言えば正しく、長い人生で考えれば真理、それでもまだ人生経験に乏しい中学生諸君にとっては酷なときもあります。できれば経験させたくない失敗であり、そのショックは本当に大きなものです。
そうしたとき、少し心が落ち着く文章があります。今回の進路だより 9号に掲載されていました「母の高校入試」という題の短文です。紹介いたします。
※以下引用
『母の高校入試』
夜、母と話をしていました。 母は、静かな声で話しました。
何の話かというと、入試のことなのです。
母は、高校入試に失敗したそうです。
合格発表があった日、 一歩も家から出られなくて、泣いていたそうです。
だから、 世間話などで、 あの子は入ったとか、この子は落ちたとか、そんなことは一切しません。
今になってみると、あのときのことが、ひどく役に立ったと言っていました。
心の優しさの大切さ、いろんな人の気持ちや立場、それがわかることの大切さをその体験から学んだそうです。
不合格を冷たい目で見ない母を僕は尊敬します。
今夜、母が一層好きになりました。
母を前より尊敬する気になりました。
多くのことを気づかせてくれる文章ではないでしょうか。
私は、大枝生諸君が、どんなときでも「一歩を踏み出す」勇気を持ってくれていると信じています。頑張れ!応援しているから。(よ)