『強い思いを胸に』
- 公開日
- 2018/02/10
- 更新日
- 2018/02/10
校長室から
昨日より2月25日までの17日間の予定で、大韓民国江原道平昌郡を中心とする地域を会場として、第23回オリンピック冬季競技大会(平昌オリンピック)がはじまりました。
4年に一度のスポーツの祭典です。この大会に出場するために、また結果を出すために、世界のトップアスリートたちがこれまでしのぎを削ってきました。
時を同じくして、本日より近畿・京都の中学生たちが、私立高校の入試にチャレンジしています。4年に一度どころか、一生に一度の大きな試練かもしれません。何事もなく、無事に挑戦できることを願って、今朝から学校で待機しています。今のところ、大きな連絡もなく、明日以降も何事もないことを祈念しています。
私はこの国が、何度でも再チャレンジできる社会であって欲しいと思いますが、「リトライ」は「リセット」とは違います。やはり若年期の躓きは、本当にうまく乗り越えないと大きな重荷となります。大枝生諸君に限らず、全ての中学生たちに、必要以上の試練が訪れて欲しくないと感じ、見守っています。
元陸上競技・マラソン選手で、1970年代後半から1980年代にかけて日本長距離界をリードした瀬古利彦氏が、このようにおっしゃっています。
自分が苦しいときは、
ライバルもまた苦しい のです。
そう思うと、
いたずらに苦しんで走ることの
無意味さ がわかります。
自然のまま、
静かに走ることで、
闘志の燃焼をさらに
深められるよう になったのです。
なるほどと頷かされます。一方で、今まさに走り続けている中学生たち本人には、自らの姿を客観的に見つめるのは難しいのだろうな、とも思います。周囲にいる私たち大人が、適切な関わりをすることの大切さを改めて感じます。
大枝生諸君。今晩は温かい食事とともに、安らかな眠りが待っていますように。お疲れさまでした!(よ)