「憲法記念日にあたって」(学校長講話)
- 公開日
- 2012/05/02
- 更新日
- 2012/05/02
学校だより
5/2(水)4限終了後の終学活の中で、明日の憲法記念日に向けての校長先生の講話が全校放送にて行われました。どのクラスも静粛に聞いていました。
内容は以下の通りです。
憲法記念日にあたって
平成24年度がはじまり,早1ヶ月が過ぎようとしています,世間ではゴールデンウィークの真っ只中ではありますが,あす5月3日は何の日か,皆さんは,知っていますか? そうです,5月3日は「憲法記念日」です。1945年(昭和20年)8月,第二次世界大戦(太平洋戦争)が終わり,日本は新しい国づくりに向けて,その基本となる「憲法」を制定することになりました。様々な審議を経て,現在の「日本国憲法」は1946年(昭和21年)11月3日に公布(国民に知らせること)され,半年後の1947年(昭和22年)5月3日に施行(法として効力を発生すること)されました。今から65年前のことです。
この日本国憲法が施行された日を「憲法記念日」としたのです。日本国憲法については,3年生の社会科の授業で詳しく学習することになりますが,少なくとも,憲法記念日にちなんで,全校生徒の皆さんに知っておいてほしいことは,日本国憲法の三大原則と言われているものです。それは,「国民主権」,「基本的人権の尊重」,そして「平和主義」であります。「国民主権」とは,国の政治を最終的に決定するのは国民であるということであり,「平和主義」は,国と国とのトラブルを解決する手段として,戦争は決してしないということ。そして「基本的人権の尊重」とは,一人一人国民はだれもが自由で平等であり,幸せに暮らすことができることを意味しています。
さて,皆さん,この日本国憲法の大切な意味を,皆さんの学校生活に置き換えてみるとどうでしょう。「国民主権」とは,学級や学年,学校生活の中で皆さんはどう考えますか? 「平和主義」とは,学級の仲間同士,部活の仲間,上級生と下級生など,日々の学校生活で考えるとどういうことなのでしょう。そして「基本的人権の尊重」とは,学級の中でどのようなことなのか,皆さんで一度考えてみてはどうでしょう?学級目標とのかかわりで考えてみるのもよいかと思います。
誰もが楽しく生き生きと活動ができる学級や生徒会,部活動にしなければいけません。また,いじめや仲間はずれ,暴力などを許さない強い決意をみんなが持たなくてはいけません。一人一人を大切にするということ。仲間を大切にするということは,自分自身も周りから大切にされるということになるのです。憲法記念日のきょう,皆さんと共に考える時間を共有したくてお話ししました。
桂中学校の生徒の皆さんが,毎日楽しく安全に学校に登校でき,精一杯力を発揮できるような元気のある学校にしていきたいと思います。
平成24年5月2日
京都市立桂中学校
校長 椋本 久雄