学校日記

梅津中・平成24年度HPファイナル

公開日
2013/03/19
更新日
2013/03/19

校長室から

一年間、本校ホームページをご覧頂きありがとうございました。今年度はあと、22日午後に先生方の人事異動にちぃて公開致しますのを最後に一旦ホームページを閉じさせて頂きます。また4月からよろしくお願いします。

最後に、卒業式アゲインと言うことで写真と、校長式辞の一部を掲載します。ありがとうございました。

式 辞
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)、春のうららかな日差しを浴び、校庭の木々が新しい芽をふくらませ始めています。新しい芽は、出発を迎える皆さんにとても似合う光景です。
 
 本日、本校の第三十七回卒業証書授与式をご来賓の皆様や、保護者の皆様のご臨席のもと、又在校生代表の参列をえて、このようになごやか、かつ厳粛な雰囲気の中で、挙行できますことに、深く感謝いたしますと共に、皆様に厚くお礼申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん、卒業証書を手にした気分はどうでしたか。
 ただ今、百四十八名の卒業生の皆さん一人一人に、これからの素晴らしい人生に、大きな期待の意味を込め、卒業証書をお渡ししました。
 皆さんは、今日で九年間の義務教育を終え、希望ある未来に向かって巣立って行くことになります。
 
 思い出せば、三年前、校長先生が着任した平成二十二年に入学したみんなとの思い出は、校長先生自身にも格別のものがあります。梅津中学校も、この三年間で大きく変わりました。
 今回の式辞はその思い出と共に、今年のお正月に、君たちの探してきてくれた、また自分で作ってきてくれた、「格言」の一部を皆さんに紹介しながら、共に振り返ってみたいと思います。
 思い出します。入学当初は何をさせても一番良くできた一年生の頃。まさに切磋琢磨していたあの頃。善因善果のごとくでした。ところが、2年生になると、うーん…でしたね。「後悔先に立たず」です。全校集会で過去は変えられないが、未来は変えられる。だから頑張ろう!。ということを何度も言いました。でもなかなかもとへは戻れなかったあの頃。みんなはわがままもよく言っていましたね。校長室でよく話をした人もいましたね。
格言に例えると、「努力する人は 希望を語り 怠ける人は 不満を語る」 そんな状況でした。
 
 今、君たちが三年生になって一番悔やんでいたのがその頃のことでした。もっと頑張っておけば良かった。でもそれは、後の祭りでした。
 しかし、成長は反省から始まる。とも言われます。今の君たちは、やっとその反省が出来る人になりました。今の君たちなら、「その乗り越えた壁は、いつか自分を守る盾となる」と言う格言が似合います。
 やっと君ららしさが戻ってきたのが、褒められることが増えてきたのが、二年生の修学旅行が終わった後からでしたね。
 「ならぬことはなりませぬ!」すなわち「アカン事はどんなことがあってもアカン!」が分かってきたのもこの頃からかもしれません。 三年生になって行事の度に、君たちの存在感には目を見張るものがありました。中でも、体育大会、文化祭での劇、合唱コンクールは圧巻でした。思った通りにはならないけど、やった通りにはなる。その言葉通りを現実化してくれました。
 
 トークイン梅津の弁論で、考え方が変われば、行動が変わる。そして最後には人格が変わり、人生が変わる。なんてことを言ってくれた人もいましたね。
 三年生の時の合唱では、その成長だけでなく、周りをしーんとさせる、その歌声・歌唱力など、合唱そのものに、一年の時の涙以上の感動と拍手を送っておられた保護者の皆さんのことを思い出します。先生達も胸を打たれました。取組は大変だったと思いますが、君たちは、努力が報われるとは 限らない でも 努力しないと始まらない ことをここで知りました。
 また、その他にも君たちがこの学校に残してくれた功績は大きいものがあります。
 一つは、自分たちの過去を振り返り、後輩には同じ轍(てつ)を踏ませないようにと、良い授業の受け方、自分の失敗談、こうしてよけば良かったという後悔、学習の取組方や生活の在り方など、本音で作文にし、後輩に伝えてくれたこと。
敵は己の妥協にあり!
諦めるな!一度諦めたら、それが癖になる。
人に勝つより自分に勝て!
などと真剣にアドバイスしてくれました。
 
 二つ目は、先輩から引き継いだ「梅津の志」を更に学校に広めるべく、集会での唱和などを取り入れ、梅津中の「志」をさらに広めてくれたこと。…って言うか あれだろ… 最後はハートだろ!いいことばですね。
 また三つ目は、人がいやな思いをしたり、いじめを無くすために、三年生あげて「世界に一つだけの花」の取組として、互いのいいところを見つけ褒め合い、個々の個性を大切にすることの大事さを教えてくれたのも君たちでした。
 人柄について興味深い格言があります。
何を笑うかによって、その人の人柄が分かる
この意味も深いです。

 さらに、
僕は多細胞生物。細胞なんて六十兆個もあるからって、死なないから大丈夫だからって、傷付けないで。…心の細胞なんて、これっぽっちもないんだから、傷ついた心は、ips細胞でも治せない、大切なものだから…
 この格言は、先生の最も気に入っている格言です。
 そして、今年度の最後には、一月十五日を「いいことばの日」とし、それ以後毎月十五日をみんなで敬語や丁寧な言葉を使う日として、校区小学校や地域に広める取組を始めるきっかけを作り、後輩に託してくれたことです。まさに今日はその十五日ですね。
 美しい唇である為には 
      美しい言葉を使いなさい 
 美しい瞳である為には 
      他人の美点を探しなさい 
 うーん女性らしいステキな格言です。
 三年生も終わりに近づき、初めての受験の合格発表の際、生まれたのが、
 ・気遣い 気配り 思いやり、 
     そして…ほどほどの距離 
 ・努力はうそをつかない 
 これも実体験から生まれた、とても意味深い格言です。
 こうして振り返ると、君たち卒業生は、先輩として確かに誇れることばかりではなかったけれど、従来では考えられないほど、多くの活動の中心として、学校を引っ張ってくれました。君たちの進路には、まだまだこれから大変なことも多いと思いますが、先生達はこれからも、君たちをずーと信じ、応援し続けています。

 そして、君たちが、本校を卒業後も、ずーと愛する、愛せる、愛着を持てる学校にしていくために、先生達はこれからも頑張って行こうと思っています。まだまだ学校には課題の部分も多くありますが、きっと後輩達が君たちの意志を受け継ぎ、目指す目標に到達してくれると信じています。
 後輩達も、努力は 一瞬の苦しみ 後悔は 一生の苦しみ を分かってくれたと思います。
 
 君たちも卒業後、この梅津中学校の卒業生として、これからも本校を暖かく見守ると共に、その名を汚さぬよう、時を大切にし、夢に向かって頑張って下さい。
夢は逃げない 逃げるのはいつも 自分だ
人生は 私たちが人生とは何かを 
知る前にもう半分 過ぎている 
 続いて、保護者の皆様に一言お祝いとお礼例を申し上げます。お子たちのご卒業、誠におめでとうございます。私たち教職員は、常に生徒と寄り添いながら、「一人ひとりを大切に!」を、モットウーに、「右手に熱い情熱を、左手にロマンを!」を合い言葉に、教育に取り組んできました。
 
 しかし、まだまだその理想に届かず、行き届かない点も多々あったかと存じます。この場をお借り致しまして、お許し頂きたく存じますと共に、そんな我々教職員を今日まで支え、励まし、ご協力・ご支援いただきましたことに対し、学校を代表いたしまして、心より御礼と感謝を申し上げます。皆様の励ましと声援がなければ、ここまでたどり着くことが出来なかったと思います。

 その中で、私たち教職員が、一番勇気づけれれた言葉があります。それは、「梅中は熱い先生ばかりですね!」、そして「梅中は面倒みのイイ先生が多いですね!」。この言葉は、勿論お世辞も大いにあったかと思いますが、私たちにとっては本当に有り難かった言葉でした。とても励みとなりました。本当にありがとうございました。(礼)
 また、最後になりましたが、ご来賓の皆様、本日はご多忙の中、ご臨席を賜り、誠にありがとうございます。高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。(礼)
 ここにおります卒業生は、本日本校を卒業いたしますが、まだまだ未熟でございます。この子達は、いいところもたくさん持っています。これからも、卒業生達を長い目で見守り、ご指導頂きたく存じます。よろしくお願い致します。
 それでは卒業生の皆さん、あなたがたの未来が「光と愛」そして、「希望」に満ちあふれたものになることを願って、教職員一同から卒業生の皆さんへ次の「エール」を送ります。
「明日の自分のために」、「もう一度ここから始めよう!」、「卒業生諸君!頑張ろうぜ!」。
 以上、私の式辞と致します。
平成二十五年三月十五日
  京都市立梅津中学校  校長 湯浅 保男