学校日記

いま始まる新しいいま

公開日
2015/08/26
更新日
2015/08/26

学校の様子

1年生の校舎の階段に,詩人の川崎洋さんの詩が掲示されています。

 詩は短い言葉ですが,人間や生き物の本質的なことを訴えてる気がします。私たちは「知らないことを知りたい」「見たことのない世界を見たい」「できなかったことをできるようにしたい」「知らない人と出会いたい」という願いを持っています。この詩を読むと,生きることの素晴らしさ,何かをやってみたい,新しい自分を作りたいという気にさせてくれる気がしますね。
ちょっと紹介します。

いま始まる新しいいま     川崎 洋

心臓から送り出された新鮮な血液は
十数秒で全身をめぐる
わたしはさっきのわたしではない
そしてあなたも
わたしたちはいつも新しい

さなぎからかえったばかりの蝶が
うまれたばかりの陽炎の中で揺れる
あの花は
きのうはまだ蕾だった
海を渡ってきた新しい風がほら
踊りながら走ってくる
自然はいつも新しい

きのうは知らなかったことを
きょう知る喜び
きのうは気がつかなかったけど
きょうは見えてくるものがある
日々新しくなる世界
古代史の一部がまた塗り替えられる
過去でさえ新しくなる

きょうも新しいめぐり合いがあり
まっさらの愛が
次々に生まれ
いま初めて歌われる歌がある
いつも いつも
新しいいのちを生きよう
いま始まる新しいいま

どうでしょう。何か感じるものがありましたか?