修学旅行を終えて
- 公開日
- 2013/05/22
- 更新日
- 2013/05/22
校長室から
中学生にとって、学校生活最大の行事ともいえる修学旅行。5月15日から3日間、豊かな自然と素朴な人々が暮らす大分県の安心院を訪ねて来ました。生徒にとって、学校で学習し準備したことを自分の目で確かめ、肌で感じ取りながらしっかりと心に刻むことが出来たと思います。
初日は暑いぐらいの天気の中、スケジュールも多少ハードでしたが、予定通りに各家庭での体験活動を終えることが出来ました。慣れない作業もあってか体調を崩した人もあり、保健の先生が駆けつけたり、担任の先生が深夜まで病院に付き添ったり。大変なこともありましたが、みんな翌日は元気に活動できました。
二日目は本格的な農業・漁業などの体験。田んぼや畑に出かけた人、漁船に乗ったり港で魚を釣った人、細工や染め物などのモノ作りや食べ物を作った人。町内の観光に連れて行ってもらったり、おみやげを買いに行ったり作ったり。充実した一日が過ごせたと思います。
三日目はスペースワールドで楽しく過ごし、お家の方や後輩達におみやげも買い帰途に就きました。
「旅行では何が楽しかった?」と尋ねました。しばし考え、やや間を置いて『野菜の種まきやタマネギを引っこ抜いたこと』『漁船に乗り魚を釣ったこと』『蕎麦作りやおはぎ作り』『ハンカチ染めや竹を削って箸を作ったこと』などの体験をあげる生徒や、「農家の人の話しが面白かった」「朝ご飯なのにまるで晩ご飯みたいに豪華だった」「友達と夜遅くまで話し込んだこと」などをあげてくれました。
みなさんはこの旅行で人々優しさにふれ、あらためて感謝の気持ちを学んでくれたと思います。君たちを修学旅行に旅立たせてくれた家族の方への感謝。民泊先の方、添乗員さん、バスの運転手やガイドの方、引率された先生方への感謝。計画から実行段階までゆだねられ、自主的に活動してくれた修学旅行委員さんとそれに応えようと頑張ったみんなへの感謝。
集合に遅れたり、少しルールを守れなかったりと、つまずきや失敗もありました。いくつか課題も残りましたが、今後の学校生活での成長に期待したいと思います。最後に生徒の感想の一部を紹介します。
「私たちの受入家庭は畑仕事でした。農業は意外と力仕事だったのでとてもしんどかったけど、終わったときの達成感は初めての経験でした。自分たちでとった野菜などが夕食に出てくるうれしさを実感しました。出てきた量が多すぎて食べきれない物があった時、とても申し訳ない気持ちになったのは、普段平気で食べ物を残しているからだと思いました。
外に出たら一面小麦色になった麦畑と山が広がっていて、空気がおいしいってこういう事なんだと皆で言ってました」