学校日記

12月は「人権月間」

公開日
2010/12/03
更新日
2010/12/03

学校の様子

 毎年,この季節になると,街頭や様々なメディアを通して「人権」という2文字が目に入るようになります。1948年(昭和23年)12月10日に国際連合において,『世界人権宣言』が採択され,12月10日を『世界人権デー』と定めました。わが国でも昭和24年から,この日を最終日とする1週間を『人権週間』とし,様々な人権に関わる取組や催しが各地で行われています。まさにこの21世紀が『人権の世紀』であるということを実感いたします。しかし,一方で同和地区の人々に対する差別,障がいのある人々への差別,在日韓国朝鮮の人々への差別など,すべての人々に人権が完全には保障されていない現実が残念ながらまだまだ残っているのも事実です。
 本校でも,人権に関する指導の重要性をふまえ取組をすすめております。子どもたちに,世の中の様々な矛盾や不合理に対して「憤り」を感じ「他人の心の痛みがわかる人」になってほしいと考えています。このような人になるための重要なポイントは,まず「その人の立場にどれだけ近づけるか」ということではないでしょうか。自らの経験の中にある「憤りの感情」や「悲しみの感情」を通して,はじめてその人の気持ちに近づけるのです。これは単なる知識として「差別をしてはいけない」とか「いじめはいけない」という理解ではなく,むしろ「心」のあり方である言えます。ですから,本校では様々な教育活動の中に,心を動かされるような体験や経験,すなわち感動をともなう体験をより多く取り込んでいきたいと考えております。ご家庭でも,お子たちの「心」に目を向けていただき,ともに「人権」について話し合う場をつくっていただけたら幸いです。