平成25年度 第66回 入学式
- 公開日
- 2013/04/09
- 更新日
- 2013/04/09
学校の様子
式 辞(一部略)
「年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず」これは中国,唐の時代の古い詩の一節で「毎年毎年、花は同じように咲くけれども,毎年毎年、花を愛でる人は変わっていく」という意味です。月輪中学校創立10周年を記念して、昭和33年から「月中桜」の植樹が始まり、今では見事に育った200本の桜が見守る中、今日78名の新入生を迎えました。
新入生の皆さん,ご入学おめでとう。月輪中学校は今日,総勢235名の生徒が揃いました。中学校生活のスタートを切るあたり、二つのことを話します。
一つ目。学校は学力をつけるところです。では、その「学力」とは何なのでしょうか?
「学力」とは文字通り「学ぶ力」、「学んだ力」と思ってください。要素は3つあります。中学校では9つの教科で学びます。それぞれの教科書で学ぶ内容をしっかり定着させることがその一つです。そして得た知識や技能を使って考えたり、判断したり、工夫して表現するなど応用することが二つ目です。三つめは皆さん一人一人が学ぼうとする意欲です。今はこの意欲も学力の一つと考えられています。
19世紀フランスの詩人、ルイ・アラゴンの言葉に「学ぶとは真実を胸に刻むこと」とあります。ぜひ貪欲に多くの真実を胸に刻んでください。また「教えるとは、未来を共に語ること」と続きます。月輪中学校の先生はこのような思いで、皆さんの学びを支えたいと思います。
二つ目。月輪中学校は来年、一橋、月輪、今熊野の3小学校と統合し、新たな小中一貫教育校、東山泉小中学校として出発します。1年後に大きな節目を迎えますが、皆さんの今日からの学びは自然に、確実に新しい学校につながっていきます。
月輪中学校の校訓は「頭をつくる 人をつくる 体をつくる」です。この校訓は創立直後の昭和25年4月、第2代校長、池原喜七郎先生によって掲げられ、以来今日まで脈々と引き継がれています。
現在、日本の教育の目標である「生きる力」。それは、確かな学力、豊かな心、健やかな体であり、まさしく月輪中学校の校訓でもあります。
この校訓の精神は新しい学校にも当然ながら継承していきます。その意味からも皆さんには、月輪中学校と東山泉小中学校をつなぐ一人として、今日からともに学ぶ先輩たちと歩んでください。
以上,新入生の皆さんの前途を祝福し、月輪中学校での生活が,充実した3年間となることを祈念し,式辞と致します。
平成25年4月9日 京都市立月輪中学校 校長 村 岡 徹