学校日記

令和2年度修了式

公開日
2021/03/20
更新日
2021/03/20

校長室より

みなさん,おはようございます。校長の岩田です。
先日,3年生の卒業式が行われました。今年の3年生はこのコロナ禍で教育活動が制限される中,様々な思いを抱いて卒業していきましたが,卒業式そのものはとても感動的で温かな雰囲気で終えることが出来ました。
3年生の旧生徒会長の答辞が3年生みんなの気持ちを代弁する内容だったので,ここで一部を紹介させていただきます。
「今年は新型コロナ感染拡大で三大行事を行うことが出来ませんでした。投げ出したくなるような悔しい思いがいっぱいありました。しかし,そんな中でもふてくされずに日常にドラマを作り,日々を楽しむことが出来たのかなと思っています。しょうもないことで笑い,どんな小さなことでも笑い話にして,行事ではない,日常でのドラマを作り出せたと思います。今までのたくさんの思い出がつい昨日のことのように思えるほど,毎日の中学校生活が楽しく,あっという間に過ぎてしまいました。友達とはしゃいだ休み時間も,もっと話したくて遠回りした帰り道も,ささいなことでけんかした日々も,二度と,今いる友達とは経験することは出来ません。最高の仲間と過ごせたこの3年間は大切な宝物になりました。」
以上が答辞の一部です。
旧生徒会長が答辞を読んでいるとき,たくさんの3年生が泣き出しました。三大行事が出来なかった悔しさではありません。日常の,本当に当たり前の生活の中で,友達との思い出を築けたこと,そして,その友達と今,別れていくこと。その別れの悲しさの涙だったと思います。
今,1,2年生の皆さんも同じ気持ちがあるのではないでしょうか。学校行事が制限されたのはみなさんも同じです。しかし,3年生と同じように,みなさんは日常の日々の中で,友達との思い出を築いていったのではないでしょうか。コロナ禍は学校行事を奪ったけれど,みなさんの友情や思い出まで奪うことは出来ません。旧生徒会長の言葉がそれを証明しています。
みなさん,今,自分の周りを見てください。この1年がたって,新しい友達関係が築かれているはずです。
近衛中学校の学校教育目標「自主自律そして自治」の下に,「社会や人とのつながりを大切にし」という小テーマがあります。
コロナ禍の1年ではありましたが,みなさんはより,人とのつながりを実感してくれたのではないでしょうか。
来年度,みなさんが,また新たな友達関係,そして何より新しい思い出が作られていくことを期待しています。