学校日記

卒業 おめでとう!

公開日
2014/03/14
更新日
2014/03/14

校長室

 卒業生のみなさん、卒業おめでとう。今、巣立ちゆく84名のみなさん一人一人に、今後の素晴らしい人生に期待を込め卒業証書を手渡しました。みなさんは本日をもって9カ年の義務教育を終えることになります。

 みなさんは、この3年間、この高野中学校で、何をどのように学び、その成果を発揮してきたのでしょうか。たとえば、合唱コンクールでのどのクラスも優劣をつけがたいすばらしい歌声、さすが3年生だと会場を感動させた学年合唱「旅立ちの時」。沖縄への修学旅行での成果を咲かせた文化祭での学年劇「グッバイマイ」や「京炎そでふれ」の躍動感ある踊り、見ていて楽しくなる「ちょっと映像」の作品。体育祭でのさわやかで真剣に競技する姿、先日の「3年生を送る会」で見せてくれた1、2年生の発表を温かく見守り、拍手する姿。みなさんとこの高野中学校で出会い、共に3年間を過ごせたことを誇りにしたいと思います。みなさんが見せてくれた素晴らしい姿を後輩の1、2年生はしっかりと見届けました。みなさんを良き手本、目標として引き継ぐことでしょう。

 さて、みなさんは、新しい世界に飛び立とうとしています。みなさんが、これからの社会で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための「3つの力」についてお話しします。

 1つめは、「人と共に社会を生きる力」です。人間は一人で生きているのではありません。多くの人との関わり合いや支えがあってこそ生きていけるものです。人の痛みがわかり、思いやる心、そして他の人を受け入れる心が人として最も大切なのです。誰にも長所短所があります。人の欠点は目に付きやすいものです。人の欠点ばかり見る人は、すぐに相手がきらいになったり、けんかになったり、友達関係がうまくいきません。逆に、人の良いところを見つけられる人は、その良さを見習い、自分自身をより良くすることが出来ます。そうすれば、人の優しさ、思いやり、温かい心、人の好意を感じ取ることができ、人との信頼関係を育むことができます。そして、人と共に生きることのよろこびを得ることが出来ます。
 2つめは「自分を知り、律する力」です。言い換えると、自分のしたいこと,出来ることを理解し、可能性を信じて行動する力と自分の思考や感情をコントロールし、向上しようとする力です。いろいろな情報や偏見に惑わされることなく、素直な気持ちで自分を見つめ、自分を高めることが出来る人になって欲しい。すぐ投げやりになったり、自分をごまかしたり、やるべき事をから逃げるような弱い心に打ち勝って欲しいと思っています。
 最後の3つめは「夢や希望をつくりあげる力」です。夢や希望を持つことは大切ですが、持つだけでは意味がありません。その実現に向けて、必要な情報を活用したり、必要な能力や資格を得るために努力したりする力のことです。どんなことでもいいですからこれだけは自信があると言える自分を育て、夢や希望を実現できる人になって欲しいと思っています。

 保護者のみなさまに一言お祝い申し上げます。お子たちのご卒業、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。私たち教職員一同、短い3年間ではありますが、「子どもたち一人ひとりを大切に」を目標に努力して参りました。行き届かない点が多々あったことを深くお詫び申し上げますと共に、本校のために、いろいろとご支援ご協力いただきましたことに厚くお礼申し上げます。

 最後になりましたが、ご来賓のみなさまには大変お忙しい中、ご列席いただきありがとうございました。高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。今後とも、高野中学校教育推進のため、ご指導いただきますよう、よろしくお願いいたします。

卒業生を送り出すにあたり、伝えたい思いはつきませんが、卒業生のみなさんの健康と新たな飛躍を期待して式辞といたします。

平成26年3月14日 京都市立高野中学校  校長  上野 正智