『愛着』を育む・・・
- 公開日
- 2019/02/24
- 更新日
- 2019/02/24
校長室から
昨日は,台風を思わせるほどの風が吹き,大量の花粉とともに,春の到来を告げているようでした。あと数日で3月を迎えます。
2月18日(月)から行っている美術作品展には,保護者だけでなく,地域の方々も来校していただき,「今の中学生は,こんなに立派な作品を作るのですね」「デザインがいいねえ」「自分が中学生の頃は,絵を描くだけだったけど…」等々,温かい励ましの言葉や感想をいただいています。
一つ一つの作品を熱心に,丁寧に見ていただく姿からは,作品を見るだけでなく,子ども達が込めた『思い』も受け止めてくださっているように感じられて,本当にありがたく感謝しております。
最近の,人やモノを大切にする心が育っていないのではないかと思わせるような報道に触れる度に,人やモノに対して『愛着』が湧くような経験があまりないのではないかと考えることがあります。
『星の王子様』の一節にキツネのお話がでてきます。
王子様はこう言います。「あのキツネは,はじめ,十万ものキツネとおんなじだった。だけど,いまじゃ,もう,ぼくの友達になっているんだから,この世に一ぴきしかいないキツネなんだよ」
お互いに深くかかわることで,お互いが「特別な存在」となる,そのようなかけがえのない「出会い」が,人生を豊かで充実したものにしてくれるのではないかと思います。子ども達は,作品を仕上げていく過程の中で,その作品に対する『愛着』を育んできたと想像できますが,その作品を『愛着』を込めて鑑賞して下さる他者の存在が,より一層子ども達の『愛着』を深めてくれるのではないかと思います。
作品展は3月5日(火)まで開催しております。ぜひ,ご覧いただければと思っております。よろしくお願いいたします。