少し意識すると気づくことが・・・
- 公開日
- 2019/01/27
- 更新日
- 2019/01/27
校長室から
山々が一面『雪化粧』をして,大文字の『大』の字も真っ白になっています。一晩でこんなにも風景が変わるのかと驚いてしまいました。
さて,25日(金)に行われた2年生の校外学習では,いくつかのミッションが出されていましたが,その中に「観光客にインタビューをして,京都の魅力を聞きだすこと」というものがありました。これは,修学旅行先で京都を紹介するための学び活動だけでなく,31日(木)に行われる「留学生と交流する」中で学ぶ「人権学習」と関連した活動でもあります。日頃の英語学習を実践にうつす場でもあり,生徒達は,ジェスチャーを交えながら一生懸命にコミュニケーションをとっていたようです。しかし,ここであることに気づきました。それは「日本人観光客がいない」ということです。このミッションでは,外国人だけでなく日本人の観光客にもインタビューをすることになっていたのですが,なかなか日本人の観光客を見つけることができないのです。「平日」だったからかもしれませんが,観光客でごった返す有名観光地で,生徒達は,人々が何語で会話しているかを必死になって聞きながら日本人観光客を探していました。「外国人観光客が増えた」という話題はよく聞きますが,ここまで外国人だらけだとは! 友達同士でおしゃべりをしたり,イヤホンをつけたり,考え事をしたり・・・しながら道を歩く日常生活の中ではまったく気づかないことでした。
私たちは,毎日,多くの情報が渦巻く中で生活しています。でも,情報が多すぎて,目に留まらない,耳から聞こえてこないことが案外多いものです。自分にとって必要な情報,意識した情報しか認識しないようになっているように感じます。しかし,少し意識して周りを見てみると,いろいろな発見,気づきがあるかもしれません。「与えられる」だけでなく「自ら気づく」ほうが学びが深くなると言われています。多感なこの時期だからこそ,自ら気づく感性を磨いてほしいと思っています。