学校日記

ひとりごと 23

公開日
2013/03/07
更新日
2013/03/07

きらり☆はち公☆

「閉じる準備」

今日も暖かな朝を迎えました。昨日の公立高校の一般入試を終え,今日の3年生は心なしか笑顔が軽やかです。1時間目に学年集会を行い,2時間目から卒業式の練習が始まりました。明日は校外学習,そして来週は球技大会,末にはいよいよ卒業式です。

 3年担当の教職員にとっても,一番「いい時期」です。いい時期というのは微妙な言い方なのですが,教室やそこにいる生徒の空気が柔らかくなり,自分の心が柔らかくなる時期です。生徒が中学校3年生から高校1年生へ,また社会人へと「脱皮する」時期です。脱皮するというのも奇妙な言い方ですが,本当に生徒たちはこの1週間で子供の殻を1枚脱ぎ捨てるような気がするのです。
 夏の公式戦が終わった後に似ています。汗水流して,歯を食いしばって練習を重ね,最後まであきらめずに戦い,夏の大会を終え,引退して部活動に遊びに着た3年生は,伸び伸びと上手くなっています。何かを終えて体と心が柔らかくなり,プレーがスムーズになります。「なぜもっと早くそのプレーをしなかったの?」と思ってしまうくらい上手くなります。やり終えたからこそなのでしょうね。

 新年度最初の学活を「学級開き」と言います。文字通り,自分が責任を持って預かる学級を「開く」のです。とても緊張する一瞬です。名前を見ながら生徒を想像します。どんなクラスになるのかの不安や楽しみ,そしてクラス作りへの意欲が体の中に湧いてきます。そうやって開いた学級が,1週間後に閉じられようとしています。今,担任は「学級をちゃんと閉じる準備」をしている時期です。学級をちゃんと閉じることが,生徒の旅立ちを後押しします。

 保護者の皆さん。あと1週間で,皆様からお預かりをした生徒たちをお返しいたします。この1週間,子供たちの義務教育が,ちゃんと閉じられるように,共に準備をしましょう。そして次のステップへ踏み出す子供たちの背中を見守りましょう。