ひとりごと 15
- 公開日
- 2012/09/28
- 更新日
- 2012/09/28
きらり☆はち公☆
「学校」
平成24年度がスタートしてちょうど半分がすぎようとしています。週が開けると10月で,折り返しになります。この半年はどうでしたか。1年生は,中学校へ入学しての半年なわけですが,中学校はどうですか。
今朝も爽やかな朝を作りに校門に立ちました。気候の移り変わりの時期で,マスクをしながら登校してくる生徒が目立ちます。それと,いつも一緒に来るのに,今日は一人少ないな。というグループもいます。「あれ? 今日は一人少ないんや」と私。「朝迎えに行ったけど,しんどいみたいで遅れてくるって」と生徒。なんとか朝の出会いの時に,少しでも話しをして関係を作りたいなと思い,いろいろ観察をして生徒に言葉をかけます。その甲斐もあってか,少しずつ生徒の方も話をしてくれるようになりました。朝の出会いが,昼休みや放課後に広がっていきます。
前に部活動は夏休みを乗り越えるのが一つの山ですと書きました。人間関係はこの冬休みまでが勝負です。生徒の心の中に「登校しづらな」という気持ちが芽生えてくるのも5月の連休明けと,夏休みが開けてから冬休みまでの行事の時期です。私に話しかけてくれる生徒の中にも,学校での人間関係に少し悩みを持ち始めた生徒や,人間関係にしんどくなっている友達がいると話してくれる生徒もいます。
「学 校」
学校はおもしろいところです
学校は何でも教えてもらえるところです
学校はちょっぴりつかれるところです
学校は先生が親切です
学校は一番いいところです
学校は夢があるところです
学校は宝物があるところです
学校は勇気をつけられるところです
学校は私たちふるさとになるところです
これは,東京の荒川第九中学校夜間部卒業生が書いた「学校」という詩です。山田洋次監督の同名の映画「学校」で紹介されました。私はこの詩が大好きです。学校という言葉の響きも大好きなのですが,この詩の中に描かれている「学校」は,私の心の中にある「学校」とぴったりなのです。それは,私が児童・生徒として過ごしてきた「学校」もですし,教師としてこれまで働いてきた「学校」像です。
この詩の中の学校は生きています。物を与えてくれる学校ではなく,人が繋がって,他の人と関係を持つことから生まれるしんどさや嬉しさなどを与えてくれる,血の通った学校です。人が人と関わることは簡単な事ではありません。それは努力をしないと成立できないことです。そのことを,学校生活真っ只中の生徒諸君に,心に留めておいて欲しいのです。私たちは人との関わりの中で生きています。その関わりを保つことは,お互いの絶え間ない努力なしではありえないのです。だからこそ,繋がりは深く,強くなっていくのです。そうして生まれた関係が「親友」と言われるものです。「親友」は,何のしんどさも,努力もないところでは,決して生まれてきません。だからこそ「親友」は「宝物」なのです。
平成24年度折り返し。回りを見つめてみよう。台風17号が通り過ぎる折り返しになるかもしれませんが。