学校日記

国語科通信4

公開日
2020/05/01
更新日
2020/05/01

学校の様子

昨日は初夏を感じる気候で、雲一つない青空でした。休校期間が延長になり、朱雀中の皆さんはどうしているかな、と考えながら、新しい家庭学習を作っています。あと2週間、規則正しく、計画的に過ごしてくださいね。
ゴールデンウィークに突入し、読書を楽しもうと考えている人も多いのではないでしょうか。どんな本を選んだらいいのか迷ったときのアドバイスをしたいと思います。一つは、教科書や国語便覧の読書紹介のページがあるので、それを参考にするという方法です。もう一つは、文学賞に選ばれた作品を読むという方法です。「本屋大賞」に選ばれた本を読むのもいいですね。昨年は、瀬尾まいこさんの「そしてバトンは渡された」が大賞でした。瀬尾まいこさんは1年生の教科書「花曇りのむこう」の作者でもあります。一昨年であれば、辻村深月さんの「かがみの孤城」が大賞でした。みなさんと同じ中学生が主人公の物語です。どちらも展開が興味深く、最後には驚きと静かな感動がやってくる素晴らしい本です。
 今年の本屋大賞の「ノンフィクション本大賞」は、ブレイディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」です。イギリスに住む中学生の男の子とその日本人の母親の日々を綴る実話です。男の子は学校で貧困や差別の問題に直面するのですが、それを彼なりの柔軟で鋭い感性で乗り越えていきます。「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。・・・罰するのが好きなんだ」という彼の言葉があります。現代社会を表す的確な言葉に感心させられました。中学生という時期は、繊細でたくさんのことを吸収でき、成長できる時ですね。無限の可能性を持つ中学生のみなさんはきっとこれからの時代をしなやかに生きていくのだろうと希望を持たせられます。
それでは、今日は文学賞に関するクイズです。
(1)年に2回純文学の新人に与えられる芥川賞とは、誰の業績を記念して創られた賞ですか。
(2)芥川賞と一緒に発表される、新人または中堅作家による大衆小説に与えられる文学賞は何といいますか。
(3)芥川賞を受賞したいと願いながら選ばれることのなかった、「走れメロス」の作者は誰ですか。
(4)お笑いタレントでありながら、「火花」で2015年に芥川賞を受賞した人は誰ですか。
(5)1968年日本人として初めての「ノーベル文学賞」を受賞した人は誰ですか。

答(1)芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)
 (2)直木賞(直木三十五「なおきさんじゅうご」を記念して創られた賞です。)
 (3)太宰治(「走れメロス」は2年生の教科書に掲載されています。)
 (4)又吉直樹
 (5)川端康成(かわばたやすなり) 「伊豆の踊子」や「雪国」の作品があります。