学校日記

7月7日 校内授業研究会を行いました

公開日
2026/07/08
更新日
2026/07/09

生成AIパイロット校事業

校内授業研究会を実施し、数学科・理科・育成学級体育科の授業を公開しました。

授業研究会は、先生たちがよりよい授業づくりについて学び合う機会です。しかし、その中心にいるのはいつも生徒たちです。今回も、生徒たちの真剣な学びの姿から多くのことを考えさせられる時間となりました。

「なんで?」から広がる数学の学び

3年生の数学では、「平方根」の学習を通して、数をどのように表すのが適切なのかを考えました。「正確さ」と「分かりやすさ」という、一見すると両立が難しい視点から数の表現を見つめ直す授業です。

授業の中で特に印象的だったのは、先生の「なんで?」という問いかけに対して、「先生、分かった!黒板でなら説明できます!」と、自分の考えをみんなに伝えようとしたり、ペア活動では、自分の頭の中にある考えを何とか相手に伝えようと、一生懸命説明する姿です。

授業の中で、ホームベースからセカンドベースまでの距離を 

A)32m B)32.5m C)32.53m D)32.527m 

のどれで表すのが適切かを考える場面では、CやDは「細かすぎるのでは?」という意見も出ました。

しかし、「メジャーで測るとしたら?」「cmで表してみると?」という問いによって、生徒たちの考えはさらに深まっていきました。 

A)3200cm B)3250cm C)3253cm D)3252cm7mm

こうして数字を見ると、私はCかDで測りたいなと思ってしまいました。プロのスポーツ界では「1mm」が話題になるように、mmが勝敗を分けると思ったからです。でも、「少年野球」で測るのなら、そこまでこだわらなくても大丈夫かもしれませんね。数字って面白いですね。

さらに、「ラグビーなら?」「吹奏楽部なら?」と場面を変えて考えると、必要とされる精度はそれぞれ異なることにも気付きます。同じ長さでも、目的によって「ちょうどよい表し方」が変わることを実感しながら、有効数字という考え方の面白さに触れる授業となりました。

 

根拠をもとに考える理科

理科では、「この液体は酸性・アルカリ性・中性のどれだろう」という課題に挑戦しました。生徒たちはそれぞれが調べた実験結果を持ち寄り、複数の根拠を基に説明しながら考えを深めていきました。自分の考えを伝えたり、仲間の意見を聞いたりしながら、科学的な根拠を大切にして学ぶ姿が見られました。 


仲間と学ぶ育成学級の体育

育成学級の体育では、バスケットボールのシュートフォームをタブレットで撮影し、自分の動きを確かめながら学習しました。仲間同士でアドバイスを送り合い、一人ひとりが自分の課題に向き合う様子が印象的でした。

また、この日はこれまでなかなかシュートが決まらなかった生徒が見事にシュートを成功させる場面もありました。その瞬間、周りの生徒たちから大きな歓声が上がり、体育館全体が喜びに包まれました。


生徒も先生も学び続ける学校へ

今回の授業研究会では、どの授業でも生徒たちが主体的に考え、仲間と対話しながら学びを深める姿が見られました。そして、その姿を見つめながら、教職員もまた授業づくりについて学び合いました。

これからも上京中学校は、生徒たちの「わかった!」「できた!」を大切にしながら、保護者や地域の皆様とともに、学び続ける学校づくりを進めてまいります。