夏休みの宿題(夏休み10日目)
- 公開日
- 2019/08/02
- 更新日
- 2019/08/02
教頭のひとり言
子どもたち,夏休みの宿題は進んでいますか?計画的に進めなさいよ!とか,後回しにせずに早めに済ませておきなさい!とか,夏休みが終わりに近づいてからギリギリになって泣いてもしらんで!とか…言われていないでしょうか。
夏休みにはたくさん遊んで,本当に長い休みにしかできない経験を子どもたちにはしてほしいと思っています。そのためにもなるべく計画的に宿題を終わらせ,余裕をもって夏休みを過ごしてほしいと,大人はそういうことを子どもたちに伝えます。社会に出て仕事をしたら,期限ぎりぎりまでほったらかしにしておいた仕事はやっぱりミスが出たり,しっかり吟味することができなかったりして焦ります。やはりなるべく早い段階で,しっかりと計画を立てて仕事を進める方が圧倒的に楽ちんだし,効率も良いのです。大人は経験上それを知っているので,子どもたちに伝えようとするのですが,残念ながらなかなか伝わりません。子どもにとって,大人のその言葉は「自分(こども)を動かすための台詞」にしか聞こえないもんです。
「子どものころにもっとちゃんと勉強しておけばよかった。」
私も子どものころに親や先生など,周りの大人の方にさんざん聞かされた台詞です。その時は,大人が自分に勉強をさせるために言っているだけ。と思っていました。でも,大人になって,この歳になって,本当にそう思います。あの頃の大人の方々が言っておられた台詞は本当だったと,今になってやっとわかりました。いろんな経験を積み重ねたからこその台詞だと,子どものころには気づくことができませんでした。だから,今の子どもたちに伝えたい!と思うのですが,この台詞はなかなか子どもには届かないし,どう届ければよいのかも分かりません。ただ,やっぱり伝えたい。だから,子どもたちに話をする時は,自分が子どもだったころのことを思い出して,その時の気持ちと今に至るまでの気持ちの変化とともに話すようにします。自分が子どものころには少しも受け取ることができなかった先輩方の気持ちを何とかして少しでも伝えたいと思うのです。ホンマに,知れる知識は多いに越したことない。もっといろんなことを知っておきたかったってしみじみ思うので…
少し話がそれました。夏休みの宿題!例えば仕事で,決められた期限内に,自らに課された課題をクリアするというスキルは,社会に出て働きだせば最低限必要になるスキルです。子どものころには微塵も考えたことなかったですが,もしかしたら夏休みの宿題ってのは,子どもたちが大人になり社会に出た時に身に付けてなければならないスキルを養うためにあるのかも…と今になって思います。だからしっかり,コツコツと頑張ってほしいです。そして,ちゃんと期限内に提出をしてほしいです。学習の復習という意味でももちろんですが,少しずつ近づく社会人への経験だと思って。