西田先生,運動遊びをありがとう!
- 公開日
- 2015/12/08
- 更新日
- 2015/12/08
校長室より
今年度,京都市総合教育センター研究課の研究協力校として,研究員の西田先生に週に2度,3度と桂東に足を運んでいただいています。
研究テーマは以下のようなものです。
「生涯にわたって運動やスポーツに親しむ子の育成を目指して」
〜運動遊びを中心とした体力向上モデルプランの提案〜
要するに,「小学生の時に友だちと力いっぱい運動遊びをしたら体力の低下に歯止めがかかるのではないか?」という仮説をもとに実証研究をしていただいています。
子どもの体力低下問題は様々に語られていますが,将来,今の子どもたちが大人になった時に,体力の低下が様々な意欲の低下や活動量の低下を引き起こし,日本全体にとって看過できない問題になっている可能性を否定できません。
全国で「○○体操」など地域や学校独自の体操を考案したり,スポーツや運動に親しむイベントを企画したりしていますが,本来子どもたちがもっている運動遊びへの欲求をうまく満たせば,結果として体力が高まるのではないか?という研究内容です。
西田先生は,中間休みや昼休み,特に水曜日に設定している「ロング昼休み」を中心に遊びの先生として大活躍していただいています。
また,秋からは2年生の体育科「体つくり運動」領域の学習にも関わっていただき,学習した運動遊びを生活に生かせる体育学習を担任と共に進めていただきました。
7日は,最後の授業で「体力テスト」をしました。この半年取り組んできた成果を確かめるためのテストですが,数値そのものも向上している実感はありますが,何より2年生の子どもたちの表情が明るく,運動に苦手意識をもつ子どもたちも外遊びに意欲的になっている様子をみると,子どもにとっての「遊びの重要性」を実感しています。
また,これまでどちらかというと集団に入りにくかった子どもが友だちと関わりながら笑顔で遊んでいる様子もみられ,運動遊びが人間関係にも好影響を与えていることが分かりました。
授業の最後に西田先生が「授業で桂東にくるのは今日が最後です」とお話しされると「え〜!」と残念そうな声が沸き起こりました。子どもたちにとっても楽しみな時間だったようです。ありがとうございました。
今後,西田先生は他の研究協力校の実践も含め,論文にまとめていかれます。京都市総合教育センターの「教育研究発表会」は,2月17日(水)に行われます。
これから寒くなるので運動場で遊ぶ子どもが減る季節ですが,全校で声かけして,外遊び・運動遊びが盛んになるように働きかけていきたいと思います。