学校日記

スポーツ教育?スポーツを通した教育?

公開日
2013/06/18
更新日
2013/06/18

校長室より

 私事で恐縮ですが,この日曜日は奈良市の鴻ノ池陸上競技場まで陸上の近畿インターハイの応援に行っていました。
 日本人初の100m9秒台が夢ではなくなった洛南高校の桐生選手効果もあり,会場は熱気に包まれ,高校生の熱い戦いが繰り広げられていました。

 高校の陸上競技の応援に行っていつも感心するのは,走り終わった選手がトラックに向かって礼をしたり,競技場を出るときに振り返って礼をしたり,大会終了後のミーティングできちんとした態度で話を聞くことだったりです。
 「しつけ」と言われればその通りかもしれませんが,全力で競技に向かい,相手と勝敗を競い合うスポーツでは,「ルールを守る」ことや「マナーを尊重する」ことはスポーツに参加する上で必ず身に付けなければならない内容だと思います。

 一時,「スポーツを楽しむ」ことが誤解され,「楽しかったらよい」「ルールやマナーを厳しく言うと子どもが楽しさに触れられない」という意見も多く見受けられた時期がありました。
 もちろん,スポーツは「楽しむ」ことが大切です。しかしそれは,全力を尽くして高い目標に挑戦することや,相手と競い合い勝ったり負けたりすること全てを「スポーツの楽しさ」と捉え,その全てを「楽しむ」ことが大切であると考えています。

 そして,初めてスポーツに触れる小学生こそ,自分たちの技能や経験にあった場やルールを工夫し,その「ルールを守る」ことや「マナーを尊重する」中で,友達と「全力で競い合う楽しさ」を経験してほしいと思っています。

 近畿インターハイの閉会式の待ち時間に,ゴミ袋を持った数校の選手が会場のゴミを拾っていました。「スポーツが好き」なだけでなく,「スポーツを大切に思う」行動だと思いました。
 その中に我が子がいることをうれしく思い,そこまで指導していただいている指導者に感謝の気持ちをもちつつ,会場を後にしました。  (写真は冬の練習風景です。)