学校日記

ことばときこえの教室

公開日
2019/06/04
更新日
2019/06/04

ことばときこえの教室

音読や話し言葉の発音で,気にかかる児童はいませんか?
発音の誤りには,さまざまなタイプがあります。
*「でんだくちょう」・・・何のことだか分かりますか?
答えは,「れんらくちょう(連絡帳)」です。
「らりるれろ」を「だじづでど」に置き換えて発音しているのです。
この子は,他にも「らくだ」を「だくだ」,「れもん」を「でもん」と発音します。
*「たんつうてっと」・・・何のことだか分かりますか?
答えは,「さんすうせっと(算数セット)」です。
「さしすせそ」を「たちつてと」に置き換えて発音しているのです。
この子は,他にも「せんせい」を「てんてい」,「そうじ」を「とうじ」と発音します。
上記の発音の誤りは,「音の置換」と呼ばれます。次のようなタイプもあります。
*「かきくけこ」を「たちつてと」に置き換えているもの
・さかな→たかな,ほうき→ほうち,がっこう→だっとう
*「さしすせそ」を「しゃししゅしぇしょ」に置き換えているもの 
・せんせい→しゃんしぇい,さんすう→しゃんしゅう
*「たちつてと」を「ちゃちちゅちぇちょ」に置き換えているもの
・つくえ→ちゅくえ,えんぴつ→えんぴちゅ,
その他にも発音の誤りには,「ち」を「き」と言ったり,「け」を「て」「ちぇ」と言っていたりするタイプもあります。
小学校入学後,発音に誤りがあるため,友達とうまくコミュニケーションがとれず,「友だちにまねされる」,「からかわれる」「話すことに自信がない」「音読で間違う」「書き言葉を間違う」と悩む子も少なくありません。
原因はさまざまですが,たいていの場合,早期に正しい発音の学習をすることで改善します。発音について何かおかしいな,気にかかるなと思われるときは,ぜひ,ことばときこえの教室に相談してください。