「主体的・対話的で深い学び」を求めて
- 公開日
- 2018/10/30
- 更新日
- 2018/10/30
校長室より
新しい学習指導要領では,「主体的・対話的で深い学び」を実現していくことが求められています。校内研究で取り組んでいる体育科でも同様です。
今,次の全体研究授業に向けて3年生が「ポートボール」の単元に取り組んでいます。子ども達が単元の学習の見通しをもって学習を進められるように,単元の学習のめあてや学習計画が提示され,「今もっている力で運動を楽しむ」段階から,チームや全体での話し合いや教え合い,チームのめあてに向かった練習や試合を通して「高まった力で運動を楽しむ」段階へ学習を深めていきます。
大切にしていることは,運動学習の場が運動が得意な子どもに独占されないように,学習前の児童の実態をしっかりつかみ,苦手な子どもが安心して単元に入れるよう,ルールやコートの大きさを工夫したり,抵抗のないボールを選んだり,マナーの学習を入れたりすることです。
そのような学習環境で,運動が得意な子も苦手な子も,一生懸命,力いっぱい学習に取り組むことで,友だちと一緒に運動することを大切に思える子ども達に育ってくれると考えています。
先生がたは,単元の最後に子ども達が「もっとポートボールをしたい,次の学習も楽しみ」と言ってくれることを期待して単元に臨みます。
今回の「ポートボール」の単元では,得意な子も苦手な子も,一生懸命ボールを追いかけ,それぞれのチームのめあてに向けて3年生らしい作戦・戦術を工夫しながら,ゴールを奪い合い,競い合うゲームが続いています。
しかも感心したことは,ゲームの激しさにも関わらず,味方の失敗や相手に対してトラブルになるような反応は全く見られず,何人もの子どもが相手チームのファインプレーを誉めたり,相手も励ましたりする様子が見られたことです。
東京オリンピック開催に向け,スポーツマンシップ教育も望まれるところです。スポーツマンシップの要は「リスペクト(尊重)すること」です。
3年生の「ポートボール」の学習の様子に「主体的・対話的で深い学び」に向かう確かな手ごたえを感じるとともに,ルールやマナーを尊重し,一緒に運動するチームメイトや対戦相手も尊重する「スポーツマンシップ」が垣間見られたことは嬉しいことでした。