学校日記

校長の窓38(デフリンピック)

公開日
2025/11/13
更新日
2025/11/13

校長室から

 11月の朝会で子どもたちにお伝えをしたのが、デフリンピックについてでした。多くの子どもが知らなかった大きな大会です。大人の中でもあまり知られていない大会ではないでしょうか。
 デフリンピックとは、デフ+オリンピックのこと。デフ(Deaf)とは、英語で「耳が聞こえない」という意味です。だから、デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」ということになります。オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれているようで、ルールはオリンピックとほぼ同じですが、耳の聞こえない人のために様々な工夫がされています。
 このデフリンピックが11月15日〜26日の12日間、『東京2025デフリンピック』として開催されますが、この大会は、100周年の記念大会だそうです。パラリンピックはよく耳にするようになったり、報道もされるようになり、認知度が上がっていますが、耳の不自由な方を対象とした大会がこのように報道されるのはあまりないかと思います。
 先日、4年生が学習の一貫で、耳の不自由な方に学校に来ていただきお話を聞く機会がありました。HPでもお知らせしていますが、その中でも、デフリンピックについてお話しされました。その前に子どもたちは朝会で聞いてて、半分くらいの子どもが憶えていたので、「知っています」という反響に少し驚かれていましたが、担任団は、半分くらいしか知っていると手を上げなかったことに、すこしショックを受けていたようです。一度話しただけではむずかしいと思います。しかも朝会ですから。それでも半数の4年生がちゃんと聞いていてくれることにわたしは喜んでいました。
 デフリンピックが開催されます。どのような工夫があって、私たちと同じように競技に挑戦しているのか、どんな活躍がみられるのか、この12日間、すこしアンテナをはって興味を持っておくことも、人とのつながり方やその人の苦労や工夫、努力が想像できるのではないでしょうか。
 それが、一つの思いやりにつながるように思います。
 
校長 岡本雅文