子供の思いを大事にする
- 公開日
- 2021/09/09
- 更新日
- 2021/09/09
校長室から
先ほど1年生の教室をのぞくと子供たちが図画工作科の活動でしっとりした雰囲気の中で絵をかいていました。
担任の先生から「みどりのほし」というおはなしを聞いて想像して絵に表す内容です。
星いっぱいの宇宙を想像してどんどんパスでかいていきます。どの子も手が止まることがありません。きっとかきたいことのイメージがあって,「ここに,赤い大きな星をかきたいな」「お花がのぞいているようにかきたいな」などその子なりの思いがあるのです。「星の真ん中に緑のもようをかいてみよう」など次々に表したいことを思い付いて試していきます。私に近寄ってきて「ぼくの絵,見にきて」と声をかけてくる子供もいます。そばにいくと「このポンポンでかいたんやで。きれいな色,すごいやろ。」といろいろ話してくれます。「ほ〜っ!」と感心していると,どんどん周りの子供たちからも声がかかります。
子供は,自分で「こんなふうにしたい」という思いがあると,どんどん活動していくんだなと思いました。画用紙に表した形や色には子供たちの思いがいっぱい詰まっているのだなと見ていて楽しくなりました。1年生なりに自分でよく考えて活動している様子に感心しました。表したことを友達や先生といっしょに見たり話したり,感じたり考えたりできる学校での学習は子供にとって大事な大事な時間なのです。
今,子供たちに主体性を育みたいと考えて様々な取組をしています。その前提として,こうしたささやかな日々の授業の中で子供の思いを大事にして,学習の楽しさや充実感を子供自身が実感することがとても大切なんだと思います。
子供たち一人一人のよさをいろんな場面で引き出していきたいと,小さな手を一生けん命に動かして絵をかいている子供たちの姿を見て改めて思いました。