学校日記

4年 うたのタイム

公開日
2010/10/01
更新日
2010/10/01

学校の様子

 10月1日(金)に4年生がうたのタイムの発表で,谷川俊太郎さんの詩「生きる」を群読してくれました。
 体育館に響く声の大きさを大きくしたり小さくしたり,リズムを考えて上手にできました。聞いているこちらも朝から「心の洗濯」ができたようでした。



「生きる」   谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ

いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ
いま生きてるということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ
いのちということ

(ジュニアポエム双書14「地球へのピクニック」より)