『式辞』<ステージ進級式>
- 公開日
- 2021/04/08
- 更新日
- 2021/04/08
校長室より
『式辞』
本日,開校より八回目,義務教育学校として4回目の東山泉小中学校セカンドステージ進級式を挙行いたしましたところ,ご来賓の皆様にはご多忙の中,ご臨席いただきましたことに高いところからではございますが,心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
また,コロナ禍の状況で限定された開催を無事挙行できるようにPTA本部・運営の皆様には,消毒作業,受付等,ご協力いただき誠にありがとうございます。皆様の支えによって挙行できることに,教職員一同,心より感謝しております。しかしながら,感染拡大防止の観点から,学校長式辞を簡略化させていただくことをご了承ください。
東山泉小中学校が開校して八年目の春を迎え,今年はこの東学舎に八十六名の六年生を迎えます。六年生から九年生までを合わせると三百三人が東学舎に通うことになりました。
さて,六年生のみなさん,東学舎への進級,おめでとうございます。
昨日,この東学舎で始業式を行い,緊張した面持ちで,この東学舎に登校している六年生を見て微笑ましく,また逞しく感じました。
東山泉の学校教育目標は「人との関わりの中で,真の逞しさを身につけた,児童生徒の育成」です。みなさんが,将来生きていく社会は,予測困難な時代であるといわれています。そのような時代を生きていくためには,「自ら課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,自ら判断して行動し,よりよい社会や人生を切り拓いていく力が求められます。そのような力をこの東学舎で,身につけてくれることを願っています。
また,今年度より本格的にGIGAスクール構想が始まります。授業の中で,みなさん一人ひとりが,このタブレットを使った学習も始まります。タブレットを活用し,より学びを深めてほしいと思います。
東学舎での新しい環境での生活が始まりました。新しい環境に対して不安があることは不思議ではありません。「友達と仲良くやっていけるかな」「新しい学年の勉強は大丈夫かな」「定期テストはどんなものだろう」「七年から九年までの上級生は優しくしてくれるかな」など歩み始めればすぐに解決してくれると思っています。
幸いなことに,この東学舎には,みなさんと同じく,六年生として東学舎を経験した先輩ばかりです。東学舎での,楽しいこと,嬉しいこと,そして大変なことをいっぱい経験してくれています。その姿を見て,東学舎の一員として,六・三制の学校よりも一歩早いスタートを切り,まだ先のことではありますが,卒業という義務教育のゴールをイメージし,自分の未来を創造していってくれることを期待しています。
ここで,この3月の卒業生の義務教育学校で過ごし,実感した感想をいくつか紹介します。
・1から9年生までの義務教育学校として,後輩がたくさんできて,つながりを感じた。
・後輩が多ければ多いほど,頑張ろうと思えて,あきらめず挑戦する力がついた。
・先輩として良い見本になろうという意識をより高めることができた
・6年生から定期考査があることで,7年生では勉強の仕方がわかっていたので,戸惑わずに取り組むことができた。
・試験の「慣れ」をつくることは入試の時にあらためて大切だと感じた。6年生の内からしっかり
と定期テストに取り組むことが大切だと感じた。
みなさんも,すぐにはわからないかもしれませんが,義務教育修了時にこのような思いを実感してくれたらと思います。
結びになりましたが,保護者の皆様,本日はお子様のご進級,誠におめでとうございます。学校教育目標のもと,「人と関わりながら」育っていく児童生徒の一人一人が,未来に向かって羽ばたく力を培い,急速に変化している社会,予測が困難な時代といわれる社会の中で,その中心となる人材の育成を目ざして参ります。
さらに学校経営目標として,本年度は「目の前の子どもによりそい,一人ひとりの児童生徒を徹底的に大切にする」としました。「よりそう」を合言葉に,教職員一丸となって「児童生徒が毎日楽しく通うことができる学校」「保護者の皆様が通わせたくなる学校」,そして「地域の皆様から愛される学校」にすることができるよう日々励んで参ります。
この先,お子たちの教育についていろいろな疑問や不安を感じられることもあると思います。そうした時には,遠慮なさらず,担任にご相談ください。
それでは,皆さんの東山泉小中学校での生活が充実したものになり,一歩ずつ確実に成長してくれることを祈念し,式辞といたします。
令和三年四月七日
京都市立東山泉小中学校
校長 木下 淳