学校日記

第一期終業式を挙行

公開日
2013/07/19
更新日
2013/07/19

学校の様子

 本日,第一期の終業式を行いました。校歌斉唱の後,校長からの話,そして生徒会からは「夏休みを有意義に過ごしましょう。」との呼びかけがありました。
 校長のお話の骨子は次のようなものです。

この間とても嬉しいことがありました
一つは地域の人からのお褒めの言葉です
我が子を褒められてうれしくない親がいないのと同じように
我が校の子どもが褒められたらこれほどうれしいことはありません

「開睛館の子は元気があっていいですね。」「中学生が見守りをするって素晴
らしい。」「挨拶をしてくれる子が増えました。」「学校に活気が出てきまし
たね。」

そして最近の出来事として

低学年の子が4,5人で教職員用の傘立ての傘を手に巻いてくれていました
傘を傘立てに入れる時には巻いて入れるのが社会の常識です
なぜなら次に入れる人が入れにくいからです
次の人のことを考えて行動することは社会で求められることなのです
それを低学年の子が何も言わないのに気づいてやってくれていました
天使のように思えました
おそらく6年生が指導してくれているに違いありません
6年生はトイレのすのこをきれいに拭いたりして掃除をきちんとしています
その姿はとても素晴らしいと感じています
他の学年も褒めたいことは山ほどあります

人間は成長するに従って善性(善い性質)をなくしてしまうのでしょうか
この年になっても見習いたいと思いました

また、悲しいこともありました
校舎の一部が壊れたのです
壊した人は「しまった」と思っているはずです

先生たちは君たちが失敗しないとは思っていません
失敗するのが小中学生です
失敗をしてもいいのです
ただ悲しいのはそれを名乗り出て報告してくれないことなのです
みんなを信用できなくなることが悲しいのです
壊しておいて知らん顔は社会で通用しません
「ごめんなさい。」その一言があれば反対に勇気ある行動と評価されます
そのような人の善性を信じたいと想います

私の母は大正15年(1926)生まれで,ずっと昔に亡くなりました
小さいときの記憶に残っているのは自分のことは一番後回しにする姿です
そして夜私が寝るころにいつも仏壇に手を合わせていました
「お母ちゃんなにしてるの」と尋ねると
「今日一日を振り返ってよくなかったところを仏さんに教えてもらっているの」
といったことを覚えています
「人様に迷惑をかける人間になったらあかん」
そのことを言われ続けて育ちました
しかし今の私は迷惑をかけまくって生きていると思います
生きていることで二酸化炭素をまき散らすだけでも迷惑でしょう
しかし母が言いたかったことは
だからこそ人として正しい生き方をせよということなのです

アメリカの旅行会社がヨーロッパ12カ国のホテルの人15000人に、どの国の
観光客が一番かをアンケートで聞きました

なんと日本は一位。アメリカ、スイス、スウェーデンと続きます
その理由は「行儀が良い」「礼儀正しい」「ホテルで大騒ぎをしない」
「クレーム・不平が少ない」「部屋をきれいに使う」というのが主な理由です

簡単に言うと「礼節」を守る国民ということなのです
海外に出かける観光客の一人一人がこの国の評価を上げてくれています

それではこれはどこのお話しかわかりますか
「フロアーで大騒ぎをする」「フロアーにごみを散らかす」「フロアーで寝
ころぶ」「行儀が悪い。」「礼儀がない。」
そうです。東山総合庁舎での本校児童生徒のふるまいです
本校が大切にしようとしている「礼節」はどこに行きましたか
守られていますか

開睛館の子どもは礼儀正しくあってほしいのです
この国の歴史と伝統を象徴するまち「東山」で生きるものとして
「礼節」を誰よりも大切にしていただきたいのです
清水寺だけで年間500万人の観光客が訪れます
東山の人口の120倍以上の観光客です
その観光客に日本の子どもの礼節を示してください
それが開睛館の子どもとしての使命なのです

開睛館は社会で生きて働く力を育てようとしています

社会で認められ活躍できる人間を育てようとしています

どうかこの長い夏休みの期間,学校で身につけたことを地域で発揮し、社会で
通用することをたしかめてほしいと思います
正しい生き方を実践してほしいと願っています

健康と命を大切にして
逞しく育った元気な顔を8月23日に見せてほしいと思います