学校日記

第2期始業にあたってのごあいさつ

公開日
2011/08/30
更新日
2011/08/31

校長室から

 鴨川の川面を吹く風にも,秋の気配を色濃く感じる時節となりました。日焼けした子どもたちは夏休みの思い出を胸一杯に抱え,元気に登校しています。開睛館も開校以来数箇月がたち,いよいよ教育の内容を充実させる時節到来と考えています。

 幕末に,その後明治維新につながる多数の門下生を輩出したことで有名な「松下村塾」を主催した吉田松陰先生は,自分の知識や考えかたを一方的に教えるのではなく,塾生たちと一緒になって問題を考えていくという教育を展開されました。そして,学問とは「人間とは何かを学ぶことである」とも教えられました。また「学者になってはいけない。実行しなければならない」と,学問を世の中のために活かし実行することの大切さを強く説かれたのです。
 本校でも,知識や技能を単に教え込むだけではなく,それを活用する学習場面を工夫することで,学びの真の意味を子どもたち自身に体感的にとらえさせたいと考えています。
 「人間とは何か」という問いの答えを引き出すことは容易ではありません。けれど学びを生活に役立て,人のために役立つ自己を認識し,やがて思いが志となり,その志を遂げようとさらに学びを生かす中にこそ,その答えが潜んでいるのではないでしょうか。

 下級生の純真無垢な姿に接しながら上級生には己を今一度見つめなおしていただきたい。そして生き生きとした上級生を見ながらその姿に近づこうとするエネルギーを下級生には持っていただきたい,そのような思いを強く持っています。
 第2期は,体育大会や学習発表会などの学校行事が目白押しとなります。この機会を通して,子どもたちがひとまわり大きく成長することを願っています。
 保護者や地域の皆様方には成長していく子どもたちを,大きな視野、そしてお心でお包みいただき,子どもたちにとって誇りとなる学校づくりに向けて,さらなるご支援ご協力を切にお願い申し上げます。

 第2期開始のご挨拶が遅れましたことお詫びいたします。