伝説の旅 FINAL
- 公開日
- 2011/05/16
- 更新日
- 2011/05/16
学校の様子
伊丹空港での25分遅れを取り戻して,バスは予定より少し早く学校に戻ってきました。もう自宅に帰り着いて,このページを見てくれているでしょうか。
三日間の修学旅行は,いかがでしたか?「伝説の旅」となったでしょうか?
間近に見るマンタ,沖縄の青い海,おばあの優しさ,友達の寝顔,どしゃ降りの国際通り,ゆったりと流れる沖縄時間,夜中の内緒話……多くの思い出と仲間と一緒に過ごした実感が,目には見えない変化をもたらすことでしょう。修学旅行は,中学時代の大切な通過儀礼だと思います。
『修学』旅行というのだから,楽しいだけでは値打ちがありません。今回ねらいとなっている4つの目的は達成できたでしょうか。
たとえ達成できていなくても,それぞれのイベントで「種蒔き」をしてきているはずです。暑い夏を越え,厳しい冬の寒さを乗り越えて,来年3月に咲かせる花の種を。その花がどんなものかはまだ分かりませんが,自ら輝き,そして周りの人を喜ばせる花であってほしいと願っています。
三日間のお付き合い,どうもありがとうございました。学校長からのお礼の言葉をもって,修学旅行記事の更新を終わらせていただきます。
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三日間の修学旅行を終えて,ただいま帰ってまいりました。三日目の那覇での班別研修で、激しい雨に見舞われましたが、入梅後の沖縄にしては天気に恵まれたといえます。
今回の旅行のハイライトは,何といっても二日目から三日目にかけての伊江島での民泊体験で、沖縄の家庭に班ごとに泊まり、様々な体験をさせていただきました。
観光協会の小濱氏はお会いした時に、次のようにおっしゃいました。
「この島には高校がないので、子どもたちは15歳になると島を出ていくことになります。そのため、15歳までに1人立ちできるように、家事一切から裁縫まで、しっかりと家庭でしつけます。子どもたちも中学校に入ると、自然と覚悟ができてくるようです。」
「開睛中学校の子どもたちを島の子どもたちだと思って叱るときは厳しく叱ります。そして愛情いっぱいの2日間にしたいと思っています。」
本日の別れの離村式では、「さよならは言わないよ。いってらっしゃい!」子どもたちもそれに応えて「行ってきます」。「また、島に帰っておいでよ」というやり取りの後、島を離れました。
戦争で悲惨な傷跡を残した地。だからこそ「生きる」ということを大切に、日々の暮らしがあり、温かい人柄の方々ばかりなのだと改めて感じたところです。
子どもたちは修学旅行委員を中心に、自ら様々な場で自律した動きを見せてくれました。一晩目のレクリエーションでは、修学旅行委員が自ら楽しい企画で会を進め、皆で大いに盛り上がりました。
大いに盛り上がったレクリエーション、人情に触れた民泊体験、そして激しい雨中の班別研修と、初年度の開睛館の修学旅行伝説が生まれたのではないでしょうか。
最後になりましたが、この修学旅行に向け、ご理解ご協力そしてご支援をいただいた保護者の皆様方。旅行をコーディネートしていただいたJTBの則永さん、河口さん。そして同行していただいたカメラマンの田中さん。本当にありがとうございました。
平成23年5月16日
開睛中学校(東山開睛館)校長 初田幸隆