6年 国語〜詩を楽しもう〜
- 公開日
- 2020/05/07
- 更新日
- 2020/05/07
6年
国語の教科書p14,15に,「詩を楽しもう」という単元があります。
声に出して読んでみましたか?
詩を楽しむってどうやって?
詩を楽しむってどういうことだろう?
と思った人も多いと思います。
では、考えてみましょう。
自分が新しくできるようになったこと、帰り道に見たびっくりする光景、昨日見たテレビ番組の話…などなど、誰かにどうしても伝えたいことがあったとしましょう。もし、伝えていい文字数が限られていたら?短い、たった5行の言葉でまとめなさいと言われたら?
難しいですよね。
もし、使える言葉の数が限られているとしたら、みなさんは、自分の思いを伝えるために、どの言葉を使うか必死で選びませんか?
詩も同じです。
詩の作者は、自分の思いを伝えるために、一生懸命考えて言葉を選びました。そして、自分の思いをなんとかして表現するために、短い言葉の中でできる工夫を考えたのです。
「春の河」山村暮鳥
たつぷりと
春は
小さな川々まで
あふれてゐる
あふれてゐる
どうして、「たつぷりと」が最初に来ているのでしょうか。
春は
小さな川々まで
たつぷりと
あふれてゐる
とした方が自然ではないですか?
どうして、「あふれてゐる」が2回繰り返されているのでしょう?
作者はどんなことを伝えたくて、2回繰り返したのでしょうか。
「春は小さな川々まで」とありますが、
「春は小さな川々に」だったらどうでしょう?
春は
小さな川々に
あふれてゐる
これでも意味は伝わりますよね。
作者が、「まで」という言葉を選んだのはなぜなのでしょう。
そもそも、春があふれるとは?
山々という言い方は聞きますが、川々という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
こうやって見ていくと、この短い詩からいろいろなことが考えられて止まりませんね。
これが、詩を楽しむということです。
そして、作者の気持ちを考えながら音読をする。「きっと、作者はこう伝えたかったと思うから、こう読んだら、作者の気持ちがより伝わるんじゃないかな…?」「この詩は、ゆっくり読んだほうが、合っているんじゃないかな…。なぜなら…」
音読の工夫はみんな次第です。
どうしてその工夫をしようと思ったのか、そう考えた理由も大切です。
詩の楽しみ方は人それぞれでもあります。
なので、ぜひ、自分なりに詩を楽しんでみてくださいね。