5年生 芸術鑑賞:ブタがいた教室
- 公開日
- 2010/05/10
- 更新日
- 2010/05/10
5年生
芸術鑑賞があり,本校の体育館で「ブタがいた教室」を鑑賞しました。
とある6年生の学級で担任の先生から「ブタを飼いましょう。」と提案がありました。子どもたちは,ブタ(Pちゃん)の世話を一生懸命行い,一年間を共に過ごしました。卒業間ぢかにそのブタを食べるのか,またはどこか別のクラスに引き継いでもらうのかという話合いをクラスで何度も行います。Pちゃんを通して子どもたちの人間性を描いていくヒューマンドラマです。
鑑賞後に,「みんながクラスの一員だったらどういう意見を言いますか?」と尋ねると
こんな回答がありました。
「私は食べます。それが最後まで見届けることであり,すじだと思うから。」
「私も食べるに賛成です。確かにPちゃんはいなくなるけど,自分の体の一部になって生き続けてくれると思うからです。」
「私も食べます。人は食べていかないと生きていけないからです。確かにPちゃんは自分たちが育てた動物だけど,これから先豚肉を食べないと言ったらそれはウソになるからです。」
一方で,
「私は食べたくありません。ペットのように飼ってきて,共に過ごした仲間を食べるなんて友達を食べていることと同じだからです。」
「私だったら,他のクラスに引き継いでもらいたいです。やっぱりPちゃんには長生きしてもらいたいからです。」
「私も,やっぱりブタを殺して食べるというのは,残酷でかわいそうなので食べたくありません。」
と様々な意見を聞くことができました。
さらに,
「映画を見て感動しました。一生懸命育てたPちゃんを食べるという辛さがとても伝わってきました。これからは食べ物を粗末にせず生きていきたいです。」
「Pちゃんを通して,クラスのみんなは成長したのだと思いました。だからPちゃんは,その役割を果たすことができたのだと思います。」
「最後にブタを見送ってあれだけの涙を流せたのは,それだけの苦労があったのだと思いました。この映画を通して,私たちも素晴らしいものを手に入れた気がします。」
とありました。
「みんなは何のために生きているの?Pちゃんは何のために生きているの?」
映画の一場面のセリフですが,その何かを考えさせられる映画だったと思います。