学校日記

錦林校と名木“欅(けやき)” 【2】

公開日
2014/07/19
更新日
2014/07/19

校長室から

7月の学校たよりに,けやきのことについて書かせていただいたところ,お便りをいただいたり,お話をうかがったりすることがありました。

 みなさん,錦林校のけやきに対して,思い出を持っておられ,けやきのことを懐かしく思うとともに,切らねばならないことを惜しまれていました。

 切った後の材木を利用して,形に残せないかというお話もたくさんいただきました。ベンチや机に加工して使えませんか?芯の部分が傷んでいるなら,そこをくりぬいて太鼓にできませんか?などと様々なアイデアをいただきました。これらのことは,伐採後に,木の状況を見ながら,判断したいと考えています。

 さて,いただいたお手紙を,ご本人の了承を得て,以下に紹介させていただきます。
なお,お名前は伏せさせていただきます。

 ケヤキの木には,私にも忘れられない思い出があります。
その頃,現在の校門辺りは,通用門でしたが,多くの子ども達が利用していました。
「けやきの木」は冬に向かい,通用門の前の歩道いっぱいに葉を落とすのです。
雨が降ると,葉を濡らし,すべって歩きにくいのです。私は,思わず危ないなあと思い,朝早く,ほうきを持って掃除に出かけたことがありました。しかし,その頃,キノコ博士でもあった吉見昭一校長先生から,「子ども達に落ち葉を踏むと『カサッ!コソッ!』とす音を感じて欲しいので,落ち葉も大切な教材の1つなのです。」という話を伺い,気づきました。
 私達は自然と共に生きている事,子ども達にも自然とともに育ってほしい……。
 以来,日本の美しい四季を感じられる子どもでいてほしいと願うようになりました。地域を見守ってくれていた「けやきの木」がなくなる事は寂しいことです。でも,新しい芽かが育ち,伸びてゆく希望があります。
 本当に有り難うございました。


【おしらせ】
 7月31日(木)午前9時から,短い時間になりますが,けやきとのお別れ会をします。岡崎神社の宮司さんにも来ていただきます。