考えよう相手の気持ち 育てよう思いやりの心
- 公開日
- 2011/05/02
- 更新日
- 2011/05/02
校長室から
昭和22年5月3日に日本国憲法が施行され,これを記念して5月3日を憲法記念日と定められています。5月は憲法月間,日本国憲法が掲げている人権尊重の理念を,私たち一人一人が思い起こす機会とするだけでなく,時代を担う子どもたちにも正しく受け止めてほしいという願いがあります。
東日本大震災で多くの尊い命が犠牲になり,今なお避難生活を強いられている多くの方の様子が報道されていますが,その映像を見るたびに「生命の尊さ・大切さ」を痛感します。と同時に,多くの大切なものを一瞬にして失った子どもたちが笑顔を取り戻し明るく強く生きようとするけなげな姿や,助かった人同士お互いを励まし支え合っておられる姿を見るにつけ,人間の強さと優しさに胸が熱くなります。少しでも心を届けたいと願う人々のボランティア活動や義援金も復興につながる大きな力になっています。そこには「自分さえよければ…」という自己中心的な考えはなく,「人は法の下に平等であり,誰もが幸せに生きる権利がある」という日本国憲法の精神があります。
9日の朝会では,子どもたちに「自己がかけがえのない存在であると同時に他人もかけがえのない存在であること」について話します。『自分も友達も大切にすること』について,今年も「人権あ・か・さ・た・な」(自作)について話します。毎日過ごす学校生活がよりよいものになるように,集団の一員として考える機会にしたいと思います。