12月10日 世界人権デー
- 公開日
- 2020/12/10
- 更新日
- 2020/12/10
校長室から
(学校だより「きらめき12月号」より)
70年前の1950年12月10日に国際連合において世界人権宣言が採択された日を「人権デー」とされたことを受け,日本では,法務省が人権デーである12月10日を最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め,様々な人権啓発活動を行っています。京都市でもこのような取組を集中して行う12月を「人権月間」としています。本校でも,毎年この時期に人権学習参観日を設定し,保護者の皆様と一緒に人権について考える機会としていましたが,今年度は,年間行事予定の変更調整のため,1月を「人権月間」とし,取り組んでまいりますので,ご承知ください。
とは,申しましても,人権教育は日々の教育活動で積み重ねていくものです。様々な人権課題に向き合う「みんなの日」の取組も今年度は,全校集会ではなく,各学級で行っています。この12月は,学校長講話として,『泣いた赤鬼』を紹介したいと思います。作者は,浜田廣介氏(1893〜1973年 童話作家)で,この作品は1933年に発表されたものです。現在も道徳教材として使われています。私も大阪での小学生時代にこの作品に出会い,悲しい気持ちになったのを未だに覚えています。あの悲しい,切ない気持ちは,何だったのだろうか。教師になって何度も『泣いた赤鬼』の授業を経験していますが,大人になっても答えが出た訳ではありません。この作品の奥深さを感じます。道徳教材として扱う時のテーマは「友情・信頼」です。1年生から6年生まで,発達段階に応じて,発問などにより,読み取り方も変わってくるとは思いますが,まずは作品に触れ,何かを感じ取ってほしいと思います。