学校日記

12月人権朝会

公開日
2022/12/02
更新日
2022/12/02

校長室から

 学校では、12月を人権月間として、子どもと一緒に『人権』について改めて考える月にしています。人権朝会では,「人を大切にする」ことについて考える場をもちました。その中でも今年は「幸せ」について考えてみました。だれもが「幸せ」であることを願っています。そして、自分の「幸せ」はもちろん、周りの人の「幸せ」も願うものです。でも,そのためにどうすればよいのか本当に分かっているのでしょうか。
 朝会では、みんなに「あなたは幸せですか?」と問いかけました。体育館には2年生と4年生が入っていましたが、うなずいている子どももたくさんいました。
 「しあわせのかくれんぼ」(岩根央作・ねもとまこ絵・カナリアコミュニケーションズ)というお話をもとに,「幸せはどこにあるのか」ということについて考えることにしました。つらいことや悲しいことがあると、だれもが「幸せ」な気持ちにはなれません。しかし、本の中では、「悲しくて立ち止まる日があってもいい」と書かれています。「すべてのことには意味がある」と続きます。うまくいかない時、落ち込んでしまい「もうだめだ。」と思ってしまいます。それも大切な通過点だというのです。「泣きたい時は泣いていいんだよ」「ありのままでいいんだよ」「ムダなことなんてひとつもない。どれも大切な自分の時間」と書かれています。最後には、「幸せは心の中にあるもの」とあり、「ひとりひとり比べようのない ユニークでかけがえのない存在」「どんな時でもひとりじゃない」と締めくくられています。また、ねもとまこの描くこの本の絵が、やさしく、温かい雰囲気を醸し出しています。この本の中のどの言葉も重要な意味が含まれています。「人権」「一人一人を大切にすること」を考えるに当たり、落としてはいけない考え方だと思います。今の自分に照らして、これら一つ一つの言葉についてじっくり考えてみてほしいと思います。このことは、子どもはもちろん、私達大人も同じです。一人一人だれもが「幸せ」で、一人一人が,自分のよさを輝かせることのできる学校,社会であってほしいと心から願います。
 この人権集会での話を受けて各学年・学級で話し合いました。各家庭でも、家族の中で「一人一人を大切にできているかな」「家族みんなが幸せでいるかな」と話し合う場をもってみてください。私たち大人も、人権を視点に自らの言動を振り返ることが大切です。子どもに背中を見せることができる大人として、自分の言動を真摯に見つめ、よりよい言動ができる人でありたいと考えます。