京都市立学校・幼稚園
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本校学術顧問の北川進先生が,日本学士院の会員となられました!

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 本校学術顧問としてお世話に与っております北川進先生(京都大学高等研究院物質−細胞統合システム拠点[iCeMS]拠点長・特別教授)が,12月12日(木)に行われました日本学士院の総会において,新会員として選ばれました。まことにおめでとうございます。

 日本学士院は,学術上功績が顕著な科学者を優遇するための機関として文部科学省に設置されており,学術の発展に寄与するため必要な事業を行うことを目的としています。明治12年に創設された「東京学士会院」(初代会長・福沢諭吉)を前身として140年の歴史を持ち,学術的な業績をもとに選定された定員150名の会員により組織されています。
 今回,北川先生は,金属イオンと多配位性有機分子の結合を基に,ナノメートルの精度での構造の制御が可能な多孔性配位高分子(PCP,多孔性金属錯体とも呼ばれる)を開発し,環境,エネルギー等の課題に関わる気体物質の安全貯蔵・輸送,選択分離,高効率化学変換を可能にした功績を讃えられ,会員となられました。

 北川先生は本校第7期生(昭和45年御卒業)でいらっしゃいまして,学術顧問としても,また生徒に対するiCeMSにおける特別授業等においても,これまでから大変お世話に与っております。重ねてお祝い申し上げますとともに,先生の御研究がますます進展しますことをお祈りしております!

教員公募制度による募集要項

本校の教員公募制度による募集要項については、ページ右下の配布文書または下記リンクをご覧ください。

教員公募要項
別紙(「まとめ」の概要)
志願書及び自己アピール書

学校評価(生徒・保護者アンケート)の結果と今後の基本方針

7月下旬に実施した生徒・保護者対象の学校評価アンケートの集計結果とそれを踏まえた今後の基本方針について掲載しました。

配布文書一覧からご覧ください。

高校生サポートリーフレット

配布文書に掲載しました。

高校生サポートリーフレット

文化祭に当たって

 9月4日(水)10時20分から,長岡京記念文化会館にて,長月祭(文化祭)の開会式を行いました。次の文章は,その時の挨拶と,長月祭冊子に掲載した挨拶を組み合わせたものです。

 今年の長月祭のテーマは,「令和元年度,魂の叫びを今ここで...」です。
 新元号「令和」の「令」には「良い・美しい」,「和」には「調和する・力を合わせる」といった意味があり,英訳の例として「beautiful harmony」が挙げられています。また,「和」には「和(あ)える」という訓読みがありますから,いろいろなものを混ぜ合わせて一つの良いものをつくる,といった意味合いも込められているのではないでしょうか。(ちなみに,昨年のテーマは,「平成最後の秋,僕は塔南に恋をする」でした。)
 最初に書いた「令和」の意味合いを踏まえながら,今年のテーマについて私なりの読み解きをしてみると,こんなふうになりました。・・・「今年は昨年度のテーマを受け継ぎ,塔南愛をさらに深め,時代の節目に高校生活を送る私たちは,『令和』すなわち『美しい調和』と名付けられた時代の始まりに当たって,一人ひとりの違いや良さを大切にしながら,魂が震えるような良いものを作り上げていきたい」といったことではないでしょうか。
 文化祭は,個性や感性の違いをぶつけ合い,情熱を燃やしながら一つのものを作り上げる取組です。大勢で一つのことをまとめ上げるには,忍耐強さ,謙虚さ,誠実さ,責任感,寛容性等が必要です。クラスやクラブなどそれぞれの団体が一人一人の持ち味を生かしつつ全員のエルギーをまとめあげ,工夫・協力をしながら準備を進めてきたことと思います。今年も,充実感あふれ,本校にふさわしい和気藹々とした長月祭となることを期待しています。
 特に今年は,今月1日から7日までの日程で,日本では初めての開催となる「ICOM(International Council of Museums;国際博物館会議)」第25回大会が国立京都国際会館で行われています。世界118の国と地域から約4,500人(開会式の挨拶では「約4,200人」と言いましたが,実は約4,500人と聞いています。3年に1度行われるこの大会,例年の参加者は3,000人ほどとのことですので,その多さがわかります。)の博物館の専門家が集まり,さまざまな文化の繋ぎ役としての「ミュージアム」の可能性や共有すべきビジョンなどについて話し合ったり,たくさんの関連イベントが行われたりもしています。京都の博物館や美術館は,平常陳列も充実していますが,この期間はこれに合わせた企画展示も行われていますので,一度行ってみてはいかがでしょうか。
 また,11月には,「近畿高等学校総合文化祭」が平成21年(2009年)以来久しぶりに京都で行われます。「近畿」と言いながら,2府4県の枠を超えた10府県が集まって行われている大規模なものです。本校生徒会執行部の皆さんは,市立高校生を代表して,府立・私立高校の代表生徒の皆さんとともに,昨年度から今年度にかけて,「生徒企画委員会」「生徒実行委員会」のメンバーとして,準備に当たってくれています。また,総合開会式や各部門でもいろいろと活躍してくれることと思います。
 せっかくの機会ですので,ぜひ実際にその場に行き,自分の目で見,肌で感じてみて下さい。
 また,団体鑑賞では「狂言」を鑑賞します。狂言は台詞と仕草によって構成されている喜劇です。ストーリー展開を楽しみ,面白いところでは,遠慮なく笑ってください。それだけでなく,皆さん一人一人が,セリフの言い回しや発声の仕方,動きの面白さ,衣装のデザインや色使い等,自分なりの注目ポイントも設定しながら,楽しんでほしいと思います。
 能や狂言にはさまざまな流派があり,同じ演目でも流派によって違いがあります。能楽には5つの流派がありますが,京都には能楽金剛流の御宗家がおられます。この中にも,秋に金剛能楽堂を会場に行われている,京都市教育委員会主催「市立高校生能楽鑑賞会」に行ったことがある人もいると思います。また,狂言には2つの流派があり,京都市が主催する「市民狂言会」が観世会館で行われたり,今月下旬には茂山家の大きな狂言会(四世茂山千作生誕百年祭)が行われたりと,古典芸能に触れる機会は多いと思います。今回を一つのきっかけとして,親しみをもって,能楽堂や劇場に足を運んでほしいと思います。
 最後になりましたが,文化祭の企画・運営に携わる生徒会執行部をはじめとする生徒の皆さん,学校生活グループ・学級担任をはじめとするすべての先生方,そして御支援を賜ります保護者の皆様に心から感謝申し上げます。
 それでは,今年の文化祭も,大いに盛り上がりましょう。

(参考)ICOM京都大会の関連イベントについて
 「関西文化の日プラス」という名称で,各館で行われています。ICOM京都大会開催記念に加えて,ラグビーワールドカップ2019日本大会を記念して行われている「RUGBY MATSURI PROJECT2019」認定イベントでもあります。館により実施日程はいろいろですが,文化施設の入館料を無料とする取組が9月に行われています。

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2学期始業式で,こんなことを話しました。

 8月26日(月)1限目に,2学期始業式をグラウンドにて行いました。校長挨拶では,次のようなことを述べました。

 この夏はどんな夏でしたか。私は,皆さんが日々努力する姿をたくさん目にしてきましたが,この夏のトピックとして,2つ,紹介したいと思います。

 一つ目は,部活動での活躍です。沖縄で行われました全国高校総体陸上競技に,本校からも西村南さん(ハンマー投)と内藤結衣さん(女子七種競技)が出場しました。全国大会という大きな舞台を経験し,たくさんの選手と交流できたことは,今後に向けての糧になったと思います。また,野球部は,京都大会でベスト8まで進み,ベスト4をかけた平安戦では惜しくも破れました。天候の関係で日程変更などもありましたが,生徒の皆さんや先生方にも多数応援していただき,大きな力になったと思います。その他,運動部・文化部ともに,それぞれの大会や発表会などで,力を競い日頃の練習の成果を披露するなど,充実した夏を過ごせたのではないでしょうか。
 二つ目は,今年初めて行いました,「防災ボランティアリーダー研修」に1・2年生あわせて5人の生徒の皆さんが参加してくれたことです。熊本県益城町を中心に訪問し,熊本地震の被災の状況や現在も継続している学習支援の活動など,生の声を伺い,2泊3日の充実した研修をすることができました。この取組で得たことをしっかりと振り返り,これをベースに今後の活動に活かしてほしいと思います。

 さて,今日から2学期が始まります。新しいスタートの時に当たり,皆さんにお話ししたいことは本当にたくさんあるのですが,時間が限られていますので,一つだけにします。
 それは,当たり前のことではありますが,「何事にも一生懸命に取り組むことの大切さ」です。
 昨年度も紹介したので,2・3年生の中には覚えている人もいると思いますが,このような言葉があります。
  一生懸命だと知恵が出る
  中途半端だと愚痴が出る
  いい加減だと言い訳ばかり
  本気でするから大抵のことはできる
  本気でするから何でも面白い
という言葉です。
 特に3年生の皆さんは,自分が希望する進路への扉を自らの力で開けるときが近づいています。仲間たちと励まし合いながら,扉に手が届くまでの時間をしっかりと見定めて,一日一日を大切に,粘り強く,最後まで諦めず,地道な「本気の努力」を積み重ねてください。
 そして,1・2年生の皆さん,「将来自分はどのような形で社会に貢献したいのか」という人生の道筋は,まだはっきりとしていないかもしれません。「夢」や「やりたいこと」は,何となく「見つけるもの」ではなく,目の前にあるものに全力で取り組む中で「育てていくもの」です。「これは将来役に立つから頑張る」「これは関係ないからやらない」「やれることしかやらない」といった考え方ではなく,何事につけても,今は興味がなくて「やりたくない」と思うことであっても,「どうつながるかわからないけれども,せっかくだからやってみよう」という姿勢で努力してください。そうすれば,そこから思いがけない面白さ・楽しさを見出したり,興味関心が意外な方向に展開していったりするものです。一つ一つにひたむきに,取り組んでください。

 これで最後にします。
 文化祭が近づいてきました。一人一人が当事者意識をもって,仲間とともに,真正面から一生懸命に取り組んでください。そのことを通して,「今年の文化祭,とても良かった。」とお互いに言えるような,すばらしい文化祭を作り上げてください。

 以上,今後とも学校行事に,勉強に,部活動やボランティア活動等に,皆さんが大いに活躍されることを期待して,始業式の挨拶とします。


(参考)全国高校総体陸上競技(沖縄市)・本校の選手の結果
  西村  南さん(3年) 女子ハンマー投 第12位(47m34)
  内藤 結衣さん(3年) 女子七種競技  第10位(4634点)

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感嘆符 野球応援ありがとうございました

本日,わかさスタジアムで行われた第101回全国高等学校野球選手権京都大会準々決勝において,本校は龍谷大平安高校に4:6で惜敗し,残念ながらベスト4進出はかないませんでした。

皆様の応援に心から感謝いたします。
これからも,本校野球部の応援をよろしくお願いいたします。

第101回全国高等学校野球選手権京都大会準々決勝

本日,わかさスタジアムにて,第101回全国高等学校野球選手権京都大会準々決勝「塔南高校 対 龍谷大平安高校」の試合が行われています。

試合の経過は,「第101回全国高校野球選手権記念京都大会速報|KBS京都」などでご覧いただけます。

本校野球部の応援をよろしくお願いいたします。

重要 明日の野球応援に関する対応について

明日の野球応援の対応について,改めてお知らせします。

◎試合の実施の有無については,京都府高等学校野球連盟ホームページで確認してください。(当日朝に中止が決まることもあります)
 京都府高等学校野球連盟 http://www.kyoto-koyaren.jp/koyaren/

◎明日23日(火)は,試合があっても,当日朝の判断で試合が行われなくても,1・2年集中学習会と3年進学補習(午前中の講座)は実施しません。

1 明日23日(火)に予定通り試合が行われた場合
 試合は8:30から,「わかさスタジアム」(西京極駅前)で実施されます。
 生徒ができるだけ応援に行けるように,
(1)1・2年生の集中学習会は実施いたしません。また,3年生の進学補習は,午前中は実施いたしません。(4限12:30から実施いたします。)
(2)午前中の部活動については,練習を実施しないなどの配慮をいたします。ただし,公式戦や練習試合がある場合などはその限りではありません。

2 明日23日(火)に朝の天候の判断で,試合が翌日に延期になった場合
(1)1・2年生の集中学習会は実施いたしません。また,3年生の進学補習は,午前中は実施いたしません。(4限12:30から実施いたします。)
(2)部活動の実施については,各部顧問の判断になります。
※翌日24日(水)に,23日(火)に予定していたものと同じ対応を行います。(1・2年生の集中学習会と3年の進学補習(午前中)の中止)
 ただし,24日(水)に予定している2年生の「夢ナビライブ」は予定通り実施します。

3 明日23日(火)に朝の天候の判断で,試合が午後からになった場合
 試合時間は京都府高等学校野球連盟のホームページで確認してください。
 生徒ができるだけ応援に行けるように,
(1)1・2年生の集中学習会は実施いたしません。また,3年生の進学補習は,午前・午後とも全て実施いたしません。
(2)午後の部活動については,練習を実施しないなどの配慮をいたします。ただし,公式戦や練習試合がある場合などはその限りではありません。

1学期終業式で,こんなことを話しました

 7月19日(金)11時50分から,1学期終業式を行いました。あいにくの雨天によりグラウンドコンディションが良くなかったため,残念ながら各教室で放送により行いました。伝達表彰の後の挨拶では,次のようなことを話しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
 みなさん,こんにちは。
 終業式に当たって,三つ,お話しします。

 一つ目は,長期的な目標・ビジョンをしっかりと立て,それに向かって努力を継続しよう,ということです。
 始業式で,「人生にリハーサルはない」という言葉を紹介しました。人生は練習なしのぶっつけ本番,「今」この時は二度と戻ってきません。“未来の自分”の可能性を,今努力しないことで狭めてしまうことのないよう,“なりたい自分”,“自分が思い描く人生の目的や意味”をしっかりと・明確にイメージしながら,着実に日々の歩みを進めていってほしいと思います。
 特にお願いしておきたいのは,勉学はもちろんのこと,すべての活動において,「与えられるまま」「無自覚」にこなすだけであってほしくない,ということです。皆さん一人一人が意欲と関心をもって何事にも積極的に自ら考え,選択し,挑戦してください。
 そして,継続することの大切さも改めて強調しておきたいと思います。「才能の差は小さいが,努力の差は大きい。継続の差はもっと大きい。」という言葉があります。一人一人が持っている「自ら律する力」を大切にしながら,着実に歩みを進めてください。

 二つ目は,選挙のことです。
 今度の日曜日は参議院議員選挙の投票日です。3年生の皆さんの中で,投票権を有する人は80名ほどです。当日都合が悪くて投票所に行けない人は,期日前投票がありますし,明日から22日月曜日の間に18歳の誕生日を迎える人も,当日用事がある場合は,「不在者投票」という形で事前に投票することができます。国の政治にかかわることができる大きな機会です。せっかくの権利をしっかりと行使するようにお願いしておきたいと思いますし,普通選挙権を手に入れるに至る,日本や世界の歴史や経過についても今一度理解を深めるようにしてください。
 あわせて,成人年齢が令和4年4月1日からは18歳に引き下げられます。1・2年生を含めて,皆さんは,法律的に「大人」とされるところまでもうすぐの年齢に達しています。契約や制度に関するさまざまな知識をしっかりと自分のものにするとともに,社会の一員としてどうあるべきか,友人や家族等との対話を通して心構えもしっかりともつようにしてほしいと思います。

 三つ目に,今年は,全国高校総体・インターハイに,本校から2名の選手が出場します。陸上部の西村さんが女子ハンマー投,内藤さんが女子七種競技でいずれも近畿大会第2位に入り,全国大会出場の栄誉を手に入れました。陸上競技は沖縄県で行われます。先ほども,力強い決意表明をしてくれていましたが,大きな舞台を存分に楽しみ,健闘してほしいと思います。
 それから,野球部は,京都大会を勝ち進んでおり,次は,準々決勝です。天気の関係で龍谷大平安との試合がいつになるのかははっきりしませんが,ベスト4進出を狙うせっかくの機会ですので,学校として盛大に応援できればと思っています。
 この夏,陸上部や野球部に限らず,文化系や体育系の部活動,生徒会活動,またさまざまなボランティア活動等に取り組む皆さんが,持てる力を出し切って,存分に楽しんでほしいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――

 週明けからは夏の学習会や補習も始まります。暑い日が続きますので,体調には十分注意して,元気に乗り切ってほしいと思います。

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