京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/20
本日:count up75
昨日:127
総数:1208651
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク

キャリアフィールドワーク(6)

12月20日の訪問先の続きです。
●公益財団法人京都市国際交流協会●
施設内には,ボランティアによる日本語学習ができるボランティアルームや,様々な言語の新聞や図書が蔵書されている図書館などがありました。普段目にできない言語の雑誌や絵本などがあり,とても興味深そうでした。京都市には世界各地に姉妹都市やパートナー都市があり,その国との交流の軌跡や贈呈品などが展示されていました。また,正面入り口に近い場所にはメッセージコーナーがあり,留学生の方々が情報交換や友達の募集など様々なメッセージが掲示されていて,日本に来ている留学生たちの生のメッセージに感銘を受けている様子でした。その後研修室で,この施設の概要や団体が取り組んでいること,訪日外国人たちのニーズや困りごとなどを共有してもらい,質疑応答や感想の共有を行いました。生徒たちの気づきでは,今まで当たり前と思っていた事がそうではないのだという事や,困っている人の助けになれる事の尊さ,日本に興味を持っている人たちがどのような思いで過ごしていて何ができるのか,留学や海外での経験を通して自分自身も何かを学んでみたいという気持ちが高まったなどがあり,とても有意義な時間を過ごせたようでした。生徒たちが自分らしい生き方を選択する上で新たな知見を与えてくれた貴重な経験をさせていただきました。

●株式会社SCREENホールディングス●
生徒5名が,「株式会社SCREENホールディングス本社」を訪問しました。
ロビーで,各自にICチップのついた入館証が渡され「会社ってこんなのつけるんだー」と盛り上がりました。そのICチップで部屋の出入りが管理されていると知り,少々緊張しながらICチップでタッチして入館しました。
SCREENホールディングスについて説明していただき,印刷技術からスタートした会社ということで,まず印刷技術の開発とその発展について教えていただきました。
SCREENホールディングスの前身である「大日本スクリーン製造株式会社」が開発されたガラススクリーンや印刷物をルーペで見て,生徒たちは初めて見るものに大興奮していました。このように観察したり,別の面から物事を見ることから開発されるものがあるというお話もしてくださいました。
その後,現在のSCREENグループ各社が様々な事業を行っておられることから,企業が社会に果たすべき責任のことまで考えておられることなどをお聞きしました。生徒にとって企業と社会の関係について考えるよい機会となりました。
生徒の目線でお話をしていただき,生徒はリラックスしてよく質問しその質問に丁寧に答えていただきました。SCREENグループで働いておられる方々の人間性に感動し,企業は人が作るものだと実感したようです。
帰りにロビーに飾られているクリスマスツリーをよく見ると,国連が採択したSDGs(=持続可能な開発目的)のロゴを描いたオーナメントが飾られていました。このように社会と関わり社会をも成長させる企業を訪問できたことは大変有意義なことでした。

(左)公益財団法人京都市国際交流協会
(右)株式会社SCREENホールディングス
画像1画像2

二年生 分野別進路説明会を開催しました

12月17日(月)の午後に2年生の分野別進路説明会が行われました。

生徒の進路希望に応じて、多くの学校から講師の先生をお招きして分野別に話を伺いました。プレゼンテーション・ソフトやタブレットなど様々な形で説明をいただき、高校の先にあるキャリアを意識することができる内容となりました。

未知なこともある将来の進路ですが、このような機会を上手に活かして、未来の自分と現在の自分をつなげていってください。

写真上:タブレットを用いた経済学の説明
写真中:プレゼンテーションソフトを用いての心理学の説明
写真下:パンフレットやタブレットを用いての美容の説明
画像1
画像2
画像3

1年生普通科 総合的な学習の時間

今週の1年生の総合的な学習の時間では、考える力伝える力の向上を目的として、クリティカルシンキングについて学びました。何かを質問され思いついたまま答えると相手に伝わりにくいことが、答える内容に枠組みをつくることで伝えたいポイントが整理されより相手に伝わりやすくなることを確認しました。京都と大阪どちらに行くか迷っている観光客に対して、各都市ついてのアピールポイントを枠組みを作って伝えてみようというテーマで実践し、色々な名所や街の特徴など次々と提案され、枠組みを意識してわかりやすく伝えようと各グループとも積極的に意見を出し合っていました。
画像1
画像2

「京都探究ポスターセッション2018」に参加しました!

 11月17日(土),「京都探究ポスターセッション2018」(主催:京都市立堀川高等学校,於:みやこめっせ)に教育みらい科年2生3名,普通科2年生1名が参加しました。
 キャリア教育の一環として,2年生の「総合的な学習の時間」で4月から取り組んでいる探究の成果をポスターにして発表しました。
 発表内容は次の通りです。

<教育みらい科>
・「実はすごかった!折り紙の知られざる魅力」
 (折り紙の利点を活用した授業を提案)
・「予習と復習を究極にするには」
 (実際に反転授業を取り入れた結果とその有効性)
・「○○で!?新しい授業,提案するで!」
 (標準語と方言の効果的な使い分けを提案)
<普通科>
・「病院食を楽しく食べるために必要な条件に関する一考察」
 (心や環境と食との関係について科学的に考察)

 発表後の質疑応答では,小・中学生や高校生だけでなく,他校の先生方や大学の研究者からも意見や指摘をもらうなど,今後,さらにテーマを深めていくために非常に有意義な時間となりました。また,他校の児童,生徒のポスター発表も見ることにより,自分たちとは違う視点や意見に触れ,とても刺激的な1日になりました。
画像1

iCeMS Science Festival 2018 に参加しました。

画像1画像2
11月9日(金)に京都大学でiCeMS Science Festival 2018があり,普通科特別進学コース理系(2年)から3名の生徒が参加しました。物質−細胞統合システム拠点(iCeMS)は,細胞生物学・化学・ケミカルバイオロジー・物理学などの分野を超えた学際研究に取り組む世界的な研究機関で,拠点長の北川進先生は本校の卒業生です。本校以外にもシンガポールや国内の高校から50名程が参加し,グループごとに超伝導物質に関する実験や脳神経細胞の観察などを体験しました。最後はここで体験した実験・観察から出題されるクイズ大会が参加者全員で行われ,大いに盛り上がりました。すべての活動が英語で行われていたため,生徒たちは苦労したこともあったようでしたが,科学の面白さと英語の重要性を再認識した取組となりました。

PTA進路講演会、1・2年懇談会を開催しました

画像1
10月11日(木)保護者と教員対象のPTA進路講演会を実施しました。

今回は、香川大学アドミッションセンター入試広報プランナーの南野やよい氏を講師にお迎えし、「国立大学の魅力と進路実現にむけて」という題目で、ご講演をいただきました.

今回の講演会では香川大学を例にしながら、国公立大学と私立大学の違いを、教育の質や就職、入試や費用を軸に丁寧にお話をして頂きました。国公立大学のあまり知られていない魅力も紹介していただき、進路選択の幅が広がったのではないかと思います。

受験でいい結果を得るためには、日々変化する入試情報を集めること、親子の間で進路についてよく話をすること、受験には応援が大切と話されていました。今回の説明会をきっかけに、御家庭でお子様とお話し合いをしていただけると幸いです。

進路講演会の後、1年生・2年生の各学年に分かれて懇談会を行いました。1年生はコース選択、2年生は科目選択を控えています。御家庭でのお話合いの題材にしていただければと思います。

【写真:講演の様子】

1年普通科「総合的な学習の時間」の公開授業を実施しました

画像1
画像2
画像3
 9月26日に1年普通科「総合的な学習の時間」の公開授業を行い,30名を超える大勢の皆さんにお越しいただきました。

 本校のキャリア教育は,「自分の将来について前向きに考えることのできる心を醸成し,『なりたい自分』を探し,それを深める探究的な学びを通して,生涯にわたって学び続け社会に貢献しようとする志を育む。」を目標としています。

 その中核となる「総合的な学習の時間」の指導プログラムについては,NPO法人「あすいろ」と共同開発し,昨年度の1年生から実践しています。

 この度,その共同開発した指導プログラムによる授業を公開し,中学校の先生方をはじめ,文科省研究指定事業である「塔南高校学校運営協議会の設置研究協議会」の委員の皆様,「高等学校コンソーシアム京都」事務局長様,富山県立滑川高等学校の先生方,京都市教育委員会の皆様などにお越しいただきました。

 公開授業のテーマは「傾聴と質問力」です。

 公開授業の1つ目は「傾聴」がテーマです。
 コミュニケーションで大事なことは信頼関係の構築であり,そのためには相手の言葉・動き・感情に合わせて聴き,そして相手に合わせて感じたことを伝える,つまり「承認」がとても大切であるということを学びました。

 公開授業の2つ目は「質問力」がテーマです。
 1つ目の授業の続きに当たる内容で,相手の反応や状況に応じた質問を作り出せる力が必要であること,そのためにクエスチョンストーミングをはじめ,クローズド・クエスチョン,オープン・クエスチョンなどの様々な質問の作り変えについて学びました。

 2つの授業のいずれも,多くの方にご覧いただく普段と異なる雰囲気の中で,生徒は緊張感を持ちながらも,楽しく積極的にグループワークや発表活動に取り組んでいました。

 ご覧いただいた皆様からは,「1年生が入学後半年で,ここまで主体的・対話的な学習活動に取り組めているのは,これまでの指導の成果が出ているのではないか。4月からの授業をもっと見てみたい。」などの感想をいただきました。

 お忙しい中,お越しいただきました皆様に改めましてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 本校では,今年度,2年普通科「総合的な学習の時間」についても指導プログラムを研究開発しており,生徒が自分のキャリアを意識しながら,興味・関心のある事柄について個人探究を進めています。この2年生の取組につきましても,随時ホームページで情報発信していきます。ぜひご覧ください。

京都工芸繊維大学研究室訪問(科学的なものの見方・考え方を育む(理系女子育成)事業)

 本校の新たな試行的な取組である「科学的なものの見方・考え方を育む(理系女子育成)事業」として,7月下旬(7/18)に,本校の2年生女子生徒8名が,京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 設計工学域 デザイン経営工学専攻 佐藤哲也 教授の研究室を訪問しました。

 はじめに,佐藤教授から色に関する研究について紹介いただきました。日本と海外のファッションブランドのホームページで使用されている色とその頻度を季節ごとに分析すると,例えば春は,日本がピンクを多く使用しているのに対して海外はそうではないことがわかるそうです。それは,ピンクから桜の花を想起する日本とそうでない国との文化の違いが反映されているのではないかとも考えられます。
 また,衣類の色褪せなど色の変化についても,人によって感じ方が異なるため,商品の耐久性の評価においては,色を数値化して測定することが大切で,佐藤教授の研究室では,いわば「色の物差し」を開発する研究を行っているとのことです。

 次に女性研究者の北口紗織 講師とお話をさせていただきました。北口講師のもとで研究している大学院生が開発に取り組んでいる,色柄布の変色や退色の度合いを簡易に検査できるソフトウェアについて紹介していただいたのち,理系の進路を選択し将来職業とすることをはじめ,理系大学に進学してから教師になることなどについても,お話やアドバイスをいただきました。

 最後に,女性大学院生から,色を図る測色実験の装置を見学させていただいたり,人の印象評価に関するアンケート調査を科学的に分析する手法について説明していただいたりしたのち,理系の大学生活などについても質問に答えていただきました。

 参加した女子生徒にとって,佐藤教授の研究は,これまで知らなかった研究領域であり,人の感覚など数量化しにくいものを科学的なものの見方・考え方をはたらかせてとらえることがとても新鮮に映ったようです。また,人間や社会に近い研究分野は,これから一層女性の活躍が期待されており,生徒だけでなく引率した教員も理系進路に関する視野を広げることができました。

 お忙しい中,本校の取組に対して全面的にご協力をいただきました佐藤教授,北口講師をはじめとする研究室の皆様に心から感謝申し上げます。

写真上:佐藤教授から研究内容について説明を受ける生徒
写真中:北口講師と対話する生徒
写真下:女性大学院生と対話する生徒
画像1
画像2
画像3

1年普通科 総合的な学習の時間

6月の1年生普通科の総合的な学習の時間では、社会の中で生きる未来の自分を意識することを目的として、未来の自分をイメージする活動を行いました。

ブレインストーミングに基づき、20年後の未来では
(1)どんな新しいモノがあると思いますか?
(2)今あるモノの中で、何が無くなる可能性があると思いますか?
という点について意見を出し合いました。

それに引き続き、模造紙に20年後の未来世界を描き、未来の世界の中にいる自分をイメージしてクラス全体で共有しました。
各班活発に意見を出し合い、創造性豊かな未来が数多く描かれていました。

変化が激しく、価値観が多様化する社会の中で、「自分は何を大切にして、どう生きたいのか」、「そのために、どんなことができる自分になりたいのか」等、自ら問いを立て自分なりの答えを見つけ歩んでいくことの大切さを、生徒は実感していました。
画像1画像2画像3

3年生 学校別進路説明会を開催しました。

5月28日(月)は1学期中間考査の最終日です。
考査後の午後は、3年生の学校別進路説明会を開催しました。

国公立大学・私立大学、短期大学、専門学校、公務員など、生徒の進路希望に応じて、多くの学校や職種から講師をお招きして学校・職業別にお話を聞きました。

パワーポイントや黒板を使ってのお話をお聞きし、一生懸命にメモを取る生徒、講師の先生を囲んで和やかにお話しする生徒、真剣な表情で講師の先生のお話を聞く生徒、目を輝かせてお話を聞く生徒など、生徒の反応もさまざまでした。

まだまだ進路についてわからないことや迷うことが多い生徒の皆さんだと思いますが、このような機会を活用し、自身の未来につなげていってほしいものです。
ご不明な点等ありましたら、お気軽に本校教員までお尋ねください。

写真上(大学のカリキュラムや高校との違いについて)
写真中(デザインと社会のかかわりについて)
写真下(映像を見ながら大学の授業について)
画像1
画像2
画像3
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

校長室

生徒保護者の皆さまへ

教育内容

生徒募集

行事予定

学校評価

卒業後の各種証明書

京都市立塔南高等学校
〒601-8467
京都市南区唐橋大宮尻町22
TEL:075-681-0701
FAX:075-682-7107
E-mail: tounan@edu.city.kyoto.jp