京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/24
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保育園訪問(教育みらい科)

先月18日、教育みらい科1年生が近隣の祥南保育園を訪問しました。


はじめに、保育士さんから園児の活動の様子について写真を交えて説明していただき、子どもの発達について園長先生からお話をいただきました。子どもの発達には「節(ふし)」と呼ばれる段階がいくつもあり、1歳半の節=イヤイヤ期や、中学2年生の節=思春期を経て、大人になっていくのだそうです。

「みなさんは、いま高校生の節、つまり、自分の生き方を創造する段階を生きていますね。精一杯頑張ってください。」と園長先生。生徒たちは自分自身を振り返りながら聴き入っていました。

その後、グループに分かれて、0歳〜5歳の各クラスの様子を観察させていただきました。園児の目線までしゃがんで観察することで、生徒たちは、年齢ごとに異なる子どもの特徴に気付いたことと思います。教育についての新たな観点を手に入れた教育みらい科1年生。1年後、2年生の秋には小学校現場実習が待っています。

祥南保育園の先生方、園児の皆さん、ありがとうございました。


写真上:保育士さんの話
写真中:園長先生の話
写真下:園児観察の様子
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人間学I 特別授業

12月2日(金)


教育みらい科1年生「人間学I」の特別授業が行われました。昨年度に引き続き、宇治で絵本とおもちゃの専門店を営まれている岩城敏之さんにお越しいただき、「子どもの発達と遊び」と題してお話しいただきました。

岩城さんはお店から海外のおもちゃをたくさん持って来てくださり、生徒たちは目を輝かせて遊びながら、デザインの完成度の高さや細部に施された工夫に感心しきりでした。

「資源のない日本が世界有数の豊かな国になったのは、先祖が次世代の教育に成功したからです。めんこ・ビー玉・おてだま・おはじき・おにごっこが極めて優れた英才教育でした。テレビゲームが悪いわけではないが、そればかりでは脳が育たない。」と語る岩城さん。

豊かで平和な社会をつくるために必要な教育は何か。生徒一人一人が真剣に受け止め、日々の学びや行動に生かしてくれることと思います。



写真上:岩城さんのお話
写真中:3歳から大人まで真剣に楽しめる遊びばかりです
写真下:講演の内容を丁寧にメモ
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第2回タイ文化講座(1年生教育みらい科)

 11月16日(水)6,7限、1月下旬にタイ研修旅行に出発する1年生教育みらい科向けの第2回タイ文化講座が開かれました。
 10月の第1回につづき、この日はタイ北部のランパン市でのホームステイに備えた基礎知識を講師の木村先生より聞かせていただきました。その後タイから日本の大学に留学に来られている留学生の皆さんからグループに分かれてのタイ語のレッスンとなりました。前回も来ていただいたので終始リラックスしたムードの中、和やかに発音や身振り手振りをしながら笑顔の花が咲いていました。
 しっかり覚えれば本番できっと役に立ちます。学校交流とホームステイ(2泊)でタイの方と良い国際交流ができることを祈ります。
 今日で期末テストが終わりました。来週からタイで日本文化を紹介する取組、歓迎ディナーの際に披露する「京炎そでふれ」の踊りに力が入ります。
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第2回絵本の読み聞かせ(みらい科1年生)

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 11月30日(水)午後、教育みらい科1年生40名が祥栄小学校にて第2回目の「絵本の読み聞かせ」にチャレンジしました。6月の第1回目と同様に1年生2クラス、2年生3クラスに、4人一組の計10班が分かれて訪問をしました。

 11月上旬に小学校から大型絵本をお借りして、この日を目標に練習を重ねてきました。経験は人を強くします。2回目の余裕もあり、高校生は最初の自己紹介から和やかな表情で、児童を喜ばせたいという気持ちで絵本のページをめくっていきました。前回よりとても上達していて頼もしく思えました。

 終了後、児童からのお礼の歌と踊りをプレゼントされました。子どもたちが一生懸命に発表してくれる姿に感動する高校生も多く、中には泣きそうになる生徒もありました。それほど心に残る機会となったようです。

 本日は語呂合わせで「いいみらい」の日でもあるそうです。小学生にも高校生にも有益な取組だと実感しています。双方にとって「いいみらい」が来ることを願います。貴重な機会をお与えいただいた祥栄小学校の皆様、本当にありがとうございました。

学校現場実習その3(最終日)

 11月4日(金)は教育みらい科2年生の学校現場実習最終日でした。
この日は全ての班が実習授業をしました。2日の放課後にもリハーサルを行い、教材準備や打合せを念入りにしていました。緊張と不安の中、グループで協力しあって授業に臨みました。1年生から6年生の国語や算数をそれぞれの班が担任の先生方の指導のもと、工夫を凝らして授業をしていました。
 終わりの会では、高校生からお礼の言葉を述べました。児童からも代表でお礼の言葉があったり、お手紙や色紙をもらったり、ハイタッチをしてお別れをしたり・・・、また小学生からのお礼の言葉が黒板一面に描かれた教室があったり、心あたたまる交流が見られました。
 この4日間の実習で、多くの高校生が、小学生の元気さ、礼儀正しさ、純真さからプラスの影響を受けました。また、先生の仕事の大変さとやりがいの一端を感じ取ることもできました。さらに教師になる志が高まった人も多いと思います。残り半分を切った高校生活に今回の経験を生かしてくれることを望みます。
 最後に、今年も実習生を受け入れてくださった祥栄小学校の先生方に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 
【写真上:3年生国語の実習授業の様子】
【写真中:4年生算数の実習授業の様子】
【写真下:終わりの会での高校生のスピーチ】

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学校現場実習その2(3日目)

 11月2日(水)、教育みらい科2年生(9期生)40名の祥栄小学校での実習も3日目となりました。今日は、朝学習から教室に入り、担任の先生の授業参観と授業補助をしました。最終日の4日(金)2限、3限には自分たちの実習授業が控えています。それぞれが、子どもたちの顔と名前を覚えること、笑顔で元気よく挨拶すること、積極的に声をかけること、けじめをつけること等の目標を決めて一日を過ごします。「先生」と呼ばれるのも3日目となり、休み時間もただ遊んで触れ合うだけでなく、児童の様子をよく観察し、気を配りながら対応できるようになってきました。

 この日は、4年2組の1クラスが早くも実習授業の1時間目を実施しました。「秋の俳句をつくろう」という題材で、教室で秋にちなむ季語を児童にクイズ形式で問いかけた後、校庭(祥栄の森)に出て草花の観察を一緒にしました。児童の反応がとても良く、授業をうまく進められたようです。
 お昼は、ランチルームで全員で給食の配膳をしてから、児童の待つ教室へ向かいました。久しぶりの給食です。昔の自分を思い出しながら班ごとに楽しくいただきました。そして、ロング昼休みで体育館やグラウンドでさらに交流を深めました。鬼ごっこ、大縄跳び、ドッジボール、ジャングルジム等々。心地良い疲れを全身で感じ、先生って大変だなあと呟きながら、塔南に戻り、いざ実習授業のリハーサル。放課後にはまた祥栄小学校に戻り、担任の先生から最終チェックをしていただきました。

 班でいろいろと相談し、生き生きとした表情で協力する姿に、最終日の授業の成功がみえる思いがしました。本当に頼もしい「高校生先生」です。金曜日の健闘を祈ります。 

【写真上:実習授業の様子】
【写真中:ランチルームで配膳完了】
【写真下:楽しいお昼休みの様子】
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教みらい科・学校現場実習スタート

 10月31日(月)〜11月4日(金)は、教育みらい科2年生40人の学校現場実習です。今年で9年目を迎えます。これは、毎年この時期に近隣の京都市立祥栄小学校のご協力により、将来の教師を目指す高校生が「先生」体験をする取組です。

 実習初日の31日(月)は、祥栄小学校の朝の会に参加しました。クラス40人を代表して松田百華さんが挨拶をし、大きな拍手の中、実習がスタートしました。その後、緊張しながら担当クラスに入り、子どもたちの前でまず自己紹介をしました。年齢の近い高校生の来校を心待ちにしてくれていた児童も多く、各クラスでは自然とお互いの笑顔がこぼれていました。その後、担任の先生の授業を参観させていただき、授業のポイントや児童の様子で気づいたことなどをメモにとる真剣な姿がありました。

 実習と言えど真剣勝負です。この一週間は「先生」と呼ばれます。小学校の先生から、「子どもたちは大人の言動をよくみています。校内に一歩入ったら先生としての自覚を持って行動してください。」と訓示がありました。「先生」には、挨拶、言葉遣い、態度などにおいて高いレベルが求められます。みらい科の生徒たちは毎年この実習を経験して、その後の高校生活にも人間的成長がみられます。今年もそんな成長ぶりを楽しみにしています。

 11月4日(金)の2,3限に全8班(今年は、1年と3年と4年の各2クラス、5年1クラス、6年1クラスの計8クラスをそれぞれ1班5人で担当しています)が、実習授業をする予定です。自分たちで作成した「学習指導案」を基に、現在は教材準備に集中し、全班気合いが入っています。5人のチームワークが成功のカギです。多くの達成感が得られることを期待しています。
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タイの高校生、塔南へ! その2

和装体験が終わり、いよいよタイ、ランパンカラヤニ校の高校生をお迎えです。

半年ぶりの再会を喜び、ホームステイで仲良くなったカラヤニ校生徒とみらい科生徒は、抱き合いながら喜びを表していました。

本校で体験いただいたのは、書道。進めるのは、教育課題探求発表で、書写と書道について発表を行ったみらい科2年生の生徒です。
選んだ題字は「春夏秋冬」と「一期一会」。季節折々の変化を見せる日本と、貴重な出会いの機会を大切にする心で選んだ題字ですね。

書道体験が終わった後は、タイの伝統遊びを一緒に体験しました。「ハンカチおとし」はタイも日本も共通のようです。

最後はみらい科生徒で花道を作ってお見送り。
タイで育んだ友情を、日本での再会で深めることができるとは、とても嬉しい幸運です。

今回のタイからの旅行をお世話いただいたすべての皆様に感謝いたします。
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2期生先生への取材(その3)

 9月16日(金)、長岡京市立長岡第八小学校へ本校卒業生の青谷栞教諭の取材に行きました。青谷教諭(洛西中学校出身)は教育みらい科2期生で、今年から新規採用教員として勤務しています。
 この日は、担任されている3年生の教室でインタビューをしました。明るい笑顔で取材に答え、特に子どもたちの様子を語る時は生き生きとした話し方で、先生として毎日充実した日々を過ごされている様子が伝わってきました。
 中学校時代にお世話になったバスケットボール部の顧問の先生に憧れて教職を目指すようになったそうです。教育みらい科では、2年生秋に行われる小学校での学校現場実習で、小学生に授業を教えたり一緒に遊んだりする中でキラキラと輝いた小学生の純真さに心を打たれ、小学校の先生を志すようになりました。大学では(佛教大学教育学部)、先生になるための学びはもちろん、学生ボランティアとして学校現場や地域のイベントに積極的に参加したことが今の教員生活にプラスになっているとのことでした。
 青谷教諭には、先週10月1日(土)に行われた塔南高校第2回学校説明会にゲストスピーカーとして来校してもらい、教育みらい科をめざす多くの中学生・保護者の方の前で、自身の高校・大学生活で経験したことや今の教員生活のやりがいなどを語ってもらいました。その堂々とした熱い姿勢に、高校時代から彼女を知る教員はみな彼女の成長ぶりに目を細め、喜んでいたことは言うまでもありません。
 今後ますますのご活躍を心より祈ります。

 塔南新聞第2号(10月1日の学校説明会で配布しました)にも掲載しましたが、教育みらい科1〜3期生のうち37名が大学や大学院を経て、「先生」として教育現場で活躍しています。内訳は、幼3、小22、中9、高2、特別支援1です。教員になっていない卒業生も含めてさまざまな仕事の上で、それぞれが教育みらい科で学んだ経験をその後に生かして羽ばたいてくれています。とても嬉しいことです。みらいの立派な先生や社会人を育てていく決意で、今後も塔南高校は進んでいきたいと思います。 
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教育みらい科2年生教育課題探究発表会

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9月23日(金) 教育みらい科2年生の教育課題探究発表会がありました。

生徒たちは1年生から取り組んできた教育課題に関する探究結果をポスターセッション形式で発表しました。どの発表も、生徒たちのこれまでの積み重ねが感じられました。
最後には京都教育大学の岡田教授から、今年のテーマが具体的な題材が多く興味深かった点、ご講評頂きました。

2年生の皆さん、発表お疲れ様でした。
文献を読み、大学で助言を受けつつ、考察してきた結果を、スラッシュボードや実物の見本を用いるなど工夫を凝らして発表してくれましたが、納得のいく発表となったでしょうか。

週明けには次の取り組み、小学校での現場実習に向けての打合せが始まります。
教育への志と実践力を高めていきましょう!
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