京都市立学校・幼稚園
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3年生普通科 「総合的な学習の時間」

12月11日(月)〜15日(金)の間、3年生普通科の各クラスで、「総合的な学習の時間」において「年金制度」についての特別授業を各1時限ずつ行いました。

日本年金機構下京年金事務所から特別講師をお招きし、年金による制度のしくみについて詳しくご説明いただきました。

年金をもらうのは65歳からでまだまだ先の話、と生徒たちは関心が薄い状態でスタートしましたが、生徒たちが知っていた年金のしくみは「老齢年金」でした。これだけではなく「障害年金」や「遺族年金」といろいろな種類があることや、平均年齢まで生き続けた場合に貯蓄金額がどのくらい必要なのか、物価変動に対応できない「貯蓄型」ではなく「仕送型」を採用していることなど、公民科の授業では深く掘り下げられなかった部分まで、丁寧に教わりました。
一号被保険者(自営業・農林漁業・学生・無職など)は手続きも支払も自分で行わないといけないことや、学生納付特例制度については、障害年金のもしもの時に貰える支給金の有無に関わってくることも教えていただきました。

今回の特別授業を通して、こういった制度があること、そして、自分で手続きをすることが必要だということがわかりました。そして、実は、20歳から納入の始まる3年生たちにとって、遠い将来の話ではなく直近の話である、ということに気づくことができ、関心が湧いたようです。

年金制度は憲法第25条「生存権」『すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。』を根拠につくられた制度であることから、この制度を利用する権利が我々にはあります。そのためには、保険金支払いは当然の義務であることを認識して、年金制度を活用していきましょう。

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