京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/24
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教育みらい科 タイ文化研修

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10月5日(木)
教育みらい科1年生の「教育チャレンジ」で、1月下旬のタイ研修旅行に向けて、「第1回タイ文化講座」がありました。日本タイ教育交流協会代表の木村滋世先生とタイからのゲスト4名、通訳の方1名の計6名が来校され、異文化理解の心得やタイに関する基礎知識、タイ語での簡単なあいさつをご指導くださったり、タイの伝統的な踊りや歌などを披露してくださったりしました。

 まず木村先生から、タイがどのような国なのかを、写真や地図を示しながら、時には、タイからのゲストのみなさんへのインタビューを交えつつ、わかりやすく紹介くださり、その知識を異文化理解につなげる手立てを、生徒に考えさせてくださいました。
 続いて、タイの方々による伝統舞踊、人形劇、歌の披露がありました。踊りは、きらびやかな衣装とやわらかくゆったりとした身のこなし、指先を反らせる手の動きが特に美しかったです。人形劇は、日本の文楽と似ていますが、文楽とは違って人形を操る人は黒子ではありません。人も人形とともに音楽に合わせて優雅に踊るところが印象的でした。歌は、民族楽器(弦楽器1人打楽器2人)を演奏しながら歌ってくださいました。独特のビート感が幻想的な空間を創り出し、打楽器による多彩な音のフレーズが生徒たちを引き込んでいました。
 最後は4つのグループに分かれて、タイの方々から挨拶のことばやお辞儀の作法を学びました。タイ語は女性と男性で文末の語が異なり、さらに音の高低でも意味が変わるので、生徒たちは悪戦苦闘しながらも、終始笑顔で練習に取り組んでいました。相手を尊重する意識を表した挨拶や、些細な動作に注意する姿勢は日本人のそれに類似している部分があり、異文化理解のなかに自国理解も含まれていることがわかりました。

 11月30日には第2回目のタイ文化講座があります。その時には、今日の学びを生かしてより多角的な視点から文化講座に臨んでもらえることを期待しています。

2年生性教育講演会

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10月5日(木)
本日、南保健福祉センターより保健師の有原由美子様と西本仁美様、助産師の山田智子様をお招きし、2年生を対象に性教育の講演会「自分で選択する力を身につけるために 〜大切にしたいココロとからだ〜」を実施しました。

特に10代は、これから様々な選択をしていかなければなりません。目前で言えば進路がありますが、同時に、他者との出会い方においても選択が迫られる場面が増えてくるでしょう。例えば性交渉を持つか持たないか、パートナーを持つか持たないか、子どもを作るか作らないか…選択が迫られた時に、きちんと自分の考えや希望をもとに選択出来るかどうかが大切となります。そのためには正しい知識と自分自身の声に従う力が不可欠です。NOと言うことは時にYESと言うよりも難しいですが、NOと言うかどうかも大事な選択の一つです。

50分弱という短い時間ではありましたが、生徒にとって自分ごと、あるいは近い将来考えなければならないこととして真剣に受け止めている様子が伺えました。

現場実習第一回目の打合せを行いました。

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10月4日(水)
教育みらい科2年生は、10月30日より祥栄小学校での学校現場実習を行います。この日は、実習中にお世話になる小学校の先生方と最初の打合せをしました。

5人で1つのグループを作り、実習中はグループで1つのクラスにお世話になります。実習の最終日には自分たちで作った学習指導案をもとに実際に授業を行います。

第一回目の打合せでは、現場実習を行うクラスの担任の先生との顔合わせとグループメンバーの自己紹介をしました。そのあと、最終日に行う授業の教科を決めました。

10月5日(木)
教育みらい科2年生は、本日より学習指導案の作成に取り掛かりました。そして現場実習までに何度か実習先の担任の先生の指導を仰ぎながら指導案の完成を目指します。お世話になる先生と顔合わせをしたことで、生徒にとって現場実習がより現実味を帯びたものとなったようです。グループごとに真剣に考えている様子が伺えました。

実習中は、児童の皆さんにとっては高校生であっても先生となります。本校生が行う1時間の授業が児童の皆さんにとって良い学びとなるように、時間の許す限り頭を悩ませて指導案を作成してほしいと思います。

1年普通科「総合的な学習の時間」第16回

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10月3日(火)

1年生普通科の「総合的な学習の時間」第16回目を行いました。

本日から、クリティカル・シンキングについての学びが始まりました。クリティカル・シンキングとは、あらゆる情報や他人の意見、自分の意見に対して、一旦「本当にそうなのだろうか?」と疑問を持ち、客観的に分析する思考方法のことです。

生徒にとっては新しい手法ですが、実は15回までの授業で身に付けてきた「考える力」や「伝える力」をさらに向上させるためのものとなっています。

たとえば、「夢」ときいて皆さんは何を思い浮かべるでしょう。ある人は、「将来の目標」や「叶えたい願望」と答えるかもしれません。「寝ている時に見るもの」と答える人もいるかもしれません。その言葉が漠然としていればしているほど、聞く人によって思い浮かべるものが違ってきます。そこで、対話をするためには、自分が思い浮かべるものと相手が思い浮かべるものを近付けて共有するための工夫が必要となります。

今回は、客観的な定義付けをすることで「説明する力」を、オリジナルな定義付けで「発想する力」と「まとめる力」を鍛えるゲームを行いました。定義付けする言葉は「シャーペン」、「青春」、「幸せ」の三つです。普段は特に説明がなくても、共通認識が出来ていると思っている言葉ばかりです。

生徒は、シャーペンは具体的であり説明しやすい様子でしたが、「青春」や「幸せ」は、いざ説明するとなると、自分自身の中の定義もあいまいであることに気付いたようです。以下が生徒による説明(オリジナル)の一部です。

「青春」:部活や勉強、友情や恋愛が充実していること。
     高校生以上がもつもの。
     汗と涙いっぱいの時期。
     好きなことにうんと打ち込めること。
「幸せ」:生きていることと食べること。
     暑い夏、クーラーの効いた部屋でアイスを食べるとき。
 
いかがでしょう。この記事をご覧の皆様と定義を共有できたでしょうか?

教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会についての追加報告です!

 9月30日(土)午前9時30分から,本校新体育館にて,第2回学校説明会に先立つ【第1部】として行いました「教育みらい科授業体験会・教育課題探究発表会」についての追加報告です。

 今回は,約80名の中学生(生徒・保護者あわせて約120名)にご参加いただくことができました。

 前半の授業体験会では,「グループで意見交換をして発想の違いに気づき,思い込みや常識にとらわれずにものの見方・考え方を深くする」体験を行っていただきました。
 中学生4人ずつのグループを20作り,それぞれに教育みらい科1年生スタッフが1〜2名ずつ進行役として補助に入りました。
 「提示された写真から読み取れることについて意見を出し合う」という内容で行ったのですが,みらい科スタッフは,中学生の気づきや学びを積極的に引き出すように,うまく声かけをしながらリードしていました。
 題材となった写真は色合いといい情景といいどれも不思議なものでしたが,意見を出し合いながら,写真から気づくことに対して自分なりの仮説を論理的に組み立てていく作業をしました。たとえば,乾燥地帯と思われる情景に黄色い花が一面に咲いている写真を見て「これは絵である」という仮説を立て,「なぜならば砂漠であるにもかかわらず,花が写真一面咲いていて,普通では考えられないから」という論理を構築します。
 また,最後に示された写真(これは,みらい科スタッフも事前に知らされていないものでした)は,「両サイドが黒く,中央にわずかに覗く隙間から,意匠がこらされた大きな岩の構造物のごく一部が見え,その前を歩く人々が小さく写っている」写真でした。岩の形に注目して,奥に見える形のきれいな岩が遺跡ではないかと考えを導き出した中学生もいました。
 短い時間でしたが,中学生の皆さん・みらい科1年生スタッフともども,刺激に満ちた,楽しいひと時を過ごすことができたと思います。

 後半の教育課題探究発表会では,生徒スタッフの司会・進行により,保護者の皆様にもお入りいただきながら,「教育課題探究」成果発表(教育みらい科2年生[第10期生]代表7人によるポスター形式での発表と質疑応答)を行いました。発表テーマは「ストレスに対しての向き合い方」「良い人間関係をつくるためには」などで,中学生や保護者,また先生方からの質問にも,自分の考えをしっかりと述べることができていました。

 多数の中学生・保護者の皆様に御参加いただくことができ,誠に有難うございました。この会が,皆様の進路選択の一助になりましたら幸いです。
 来月11日(土)の第3回説明会(会場:本校)では,「教育みらい科独自問題解説会」も行います。ぜひご参加ください!

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 1・2段目 教育みらい科授業体験会の様子
 3段目   教育課題探究発表会の様子

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