最新更新日:2024/04/26 | |
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一線を引く
4月10日(月)午後、平成29年度前期始業式を行いました。
新1年生は、2年生と3年生の間に、クラス毎に入場し、大きな拍手でお迎えをしました。全員がそろったところで、年度最初の恒例行事、音楽科田中先生による校歌練習を行い、練習終了後、放送局生徒の司会進行で始業式を開始しました。 校歌斉唱の後、恩田校長から新転任教職員の紹介があり、続いて校長からのお話がありました。お話の柱は以下の2点でした。 「感じとることの大切さ」 例えば、身近なところに、聞こえに課題のある人がいたとする。その時にどうしたら気づいてあげることができるのか。特別なことを求めているわけではない。困っていることに気づき感じる力こそが大切だと思う。そのような感じる力を磨いてほしい。 「一線を引くことの大切さ」 世の中や私たちの身の周りには「これはちょっとなぁ。」という自分には受け入れがたいことがあったり、人がいたとする。そう思うことは誰にでもあることだ。しかし、そう「思うこと」と、それに対して批判的な「ことば」「ふるまい」「行動」にすることは、全く意味が違ってくる。そこにきちんと線を引くことができる人になってもらいたい。 以上2点は、「自立する18歳」となるための大切なことである。 次に、学校生活部長村石先生からのお話があり、前期始業式が終了いたしました。 話の中でも、マナーとマンネリズムについては示唆に富んだ内容で、生徒たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。 「manner」(本来英語では「manners」となりますが、)に「ism」をつけると「mannerism」となり、私たちのよく聞く「マンネリズム」となります。マナーを守ることは大切であるけれども、何のための、誰のためのマナーであるかを明確に意識しなければ、型にはまり、主義が前面に出て、本来の意味が薄まり、マンネリとなってしまう危険性がある。自立する18歳に近づくためにはそうならない自分自身が必要だ、という内容でした。 10日から新しい年度の堀川高校がスタートしました。すべては「自立する18歳」の育成に向けて、生徒たちも教職員も全力でチャレンジしていきます。 写真上:新入生入場 写真中:新転任教職員紹介 写真下:恩田校長挨拶 |
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